KENSA Fes 2023 〜What a Wonderful World①〜
1月
28日
昨年12月初旬、前月に受けていた会社の健康診断の結果が届いた。
見てみると、いつもと同じような内容。
しかし、乳がん検診の項で、見慣れない言葉が目に付いた。
「右腋窩腫瘤疑」
「右腋窩腫瘍疑」
あー。再検査かー。
ところで「腋窩」って何て読むん??
聞けば、再検査は「乳腺外科」という所でしてもらうらしい。
しかし、予約がいっぱいで、翌年の1/27にやっと予約が取れた。
なお、「腋窩」は「えきか」と読む。
脇の下のこと。
脇の下にしこりがあるという診断結果である。
再検査まで2ヶ月弱。
いろんな思いが巡った。
再検査して、何でもないですよ、良性ですよって言われて終わりだと、基本的には信じていた。早期発見だと完治して、元気に過ごせるみたいだし。
しかし、“乳がん”という名の影が、幾らかの現実味を帯びながら脳裏をよぎる時も少なからずあった。
過去を思う。
現在を思う。
未来を思う。
これまで紆余曲折はあったが、概ね恵まれ、やりたいことはやらせてもらって、思いどおりに生きてこれたと思う。
最悪、命の期限が大幅に早まってしまったとして、私はやりたいことをやり切ったと言えるだろうか?
いや、まだやり切れてない。
まだやりたいことがある。
人には言えない野望もあるかもしれない。
楽天的な親も、娘に先立たれたら、それはさすがにツラいだろう。
そして、私の大好きな、かけがえのない友人たち。
あなたたちに、もう会えなくなる。
もし生まれ変われたら、また一緒に笑いあえるのかな?
治療は痛いのかな?
カラダ痛いの、一番ダメなんですけど。
ヘタレなんですけど。。
そして、2023年1月27日。
生まれて初めて乳腺外科のクリニックへ向かった。
★☆さわログ☆★