組織で力を発揮できる人材を育てる＆オンラインコーチングレッスン　坂本祐央子

柴山潟を眺めながら、加賀棒茶と棒茶マフィンで、リラックス。
娘と人生の転機について語る。

娘は、工業大学で学び人よりプログラムの方が好きだったから、バイトやサークルとか人と触れ合うのを避けるような大学生活を送ってた。

就活は協調性がなかったためか地元企業は全部落ち、外資や自由な社風には次々受かり結果、IBMに採用していただき働く。

IBMでの4年目、自分自身とうまく折り合いつかずメンタルダウンして退職し地元に戻る。
エンジニアとして北陸に新しい拠点をつくった企業で働くも、体調不良で退職。
この頃は、娘は自信なさげな毎日だった。

ある日娘は、思い立って（←の、ように私には見えたけど、どうだったのかな）片山津温泉でリゾートバイトを始める。
しかし、食事を隠されたり、チャッカマンを隠されたり、いわゆる職場環境悪く1ヶ月で辞める。
それまではメンタル不調でやめざる追えなかったのが、この時、初めて自分で辞めるって言えた、決めた、らしい。

コーディネーターさんが次に紹介したリゾートバイトが、浜名湖の遊園地。
この3ヶ月の仕事が、お客さまの笑顔を見るための仕事で、楽しかった、らしい。

浜名湖の仕事がなかったら、いまのホテル勤務にならなかった。
学生時代にサービス業は嫌だとあんなに思っていたのに、人生って予想外の経験こそが、自分発見だねーって娘の長いストーリーを柴山潟を眺めながら聴いてた。

日差しがもう初夏で、暑かった。

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坂本　祐央子（さかもと　ゆみこ）