経営者の決断に寄り添うということ
3月
22日
経営者の一番大きな仕事は、「決めること」だという。
大企業であれば、いわゆる中間管理職が対応するようなことも、中小企業の経営者は日々決断し、次々に対処せざるを得ない現状がある。緊急なことに追われている。
それにも関わらず、誰かに決断を委ねることができないことを数多く、広範囲に抱えている。
エグゼクティブコーチングは、そういう時、ちょうど壁打ち的な役割を果たすことができる。
問題を整理し、課題を明確にし、その上で、何のためにその決断を行うのか?行うと何が変わるのか?それは社長が本当に望んでいることなのか?
コーチとの対話を通じて、
経営者は、頭の中を言語化し、納得して決断することができるのだ。
全ての経営者に当てはまることではないが、あるカテゴリーだけはなかなか決められない経営者がいらっしゃる。
これは、コーチングを続けていくとわかってくることで、最初はコーチである私も気が付かない。
対話を深めていくと、その人なりの「軸や基準」が定まっていないので決められないということはもちろんある。それよりも、決断を躊躇する背景には、過去の人間関係だったり、トラウマだったり、ご本人も気づかない、なんらかのほぐされていないしこりがあることが多いのだ。
「そういう時は、決断を促すための質問をしましょう!」といったマニュアル的対応は無力だ。
何を恐れているのか、何が恐れの原因かを直視していただくのに、抱えているしこりの堅さや心のあり方をよく観察しないと、人をむやみに傷つけてしまう。
決断することの怖れに寄り添えるかどうかが、エグゼクティブコーチとして問われていると感じる。
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★日本エグゼクティブコーチ協会(JEA)認定コーチ
☆銀座コーチングスクール 認定コーチ
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小川理恵(おがわりえ)
streeeam代表
働くあなたに笑顔と未来を届けるパーソナルコーチ
中小企業バックオフィスコンサルタント
HP
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