2月9日に桜の剪定枝をいただいていたのですが、ようやく染液作りにかかりました。 枝を毎日コトコト煮出して、1ヶ月くらいで染液を作るらしいのですが、 せっかちな私は、早く染めたくて、3日間煮出した染液で染めてみることにしました。 絞り模様のてぬぐいと枕カバーを染めました。 まだ、枝が残っているので、コトコト煮出しを続けてみます。
四季折々の草花を煮出した染液に 四季の空気感、光、風を織り込んで 一枚一枚丹念に手染めしています。 世界で一つだけの一期一会の色合いです。 四季織織の一期一会の羽衣たち。 ぜひ、手に取って、一期一会の色合いをお楽しみください♪
人情で出戻った草木染めレッスン日。 2月のレッスンは、紅葉葉楓の実で染めるです。 紅葉葉楓は、近くの街路樹として植えられているので、 以前から実が落ちているのが気になっていたのですが、 茶系に染まるのはあまり好みではないので見送っていた実です。 思いの外、小豆色に近い茶色に染まりました。
11月から3ヶ月間以上浸けこんでいた桜の紅葉をバケツから取り出して染色しました。 染液を50℃くらいに熱して、15分染めて、銅媒染20分、また染液に戻して15分。 染液に浸けて、すぐは素敵な薄紅色に発色したので、期待したのですが、 残念なことに銅媒染すると、黄朽葉色になりました。 ガッカリして、染液に戻して、1時間以上浸けこむと、赤土色になりました。 紅色が濃くならないかと、染液に重曹を加えて再び浸けこむと、 以前桜の紅葉染めをした時の赤朽葉色になってしまいました。 染めた後は、桜餅の香りがして、心地良いです。
コースター用に染めたコットンレースをコサージュにしてみました。 色目が渋いですが、いかがでしょうか? ◆後日談◆ このコサージュは、ドア飾りとして、息子のマンションドアに掛かっています。 なぜ? 自転車置き場から、外階段をぐるぐる上っていると、下の階の部屋の鍵を開けるそうなのです。 何度かあったらしく、不審な人として通報されては困るので、ドア飾りを作ることにしました(苦笑)