介護における物扱いするとは
1月
3日
箱根駅伝の復路もいよいよ大詰めですね!
創価大が初優勝はほぼ決まりでしょうが青学が追い上げてきましたね!
どのチームも最後まで襷を繋げてもらいたいですね。
介護には利用者の方を人扱いしない物扱いすると言った表現があります。
ここで一つ説明しておきたいのは、介護者の多くは決してそんなつもりで接していないということです。
しかし無意識的にそのように捉えてしまっているので、ケアの声かけや対応が物扱いになってしまうということです。
人扱いすると物扱いするの違いを私は対象が感情や意思が存在しないと主観的判断で接することではないかと思います。
物扱いするとは、例えば認知症で意思表示をすることが難しいから、排泄交換時に何も言わずに始める。
食事介助では介助者のペースで介助する。
車椅子を押す時何も言わずに押し始めるなどです。
私たちがいざその立場だったら、絶対に嫌だと思います。
自分の意思や感情は無視されたのだと感じると思います。
このように無意識的なケアが利用者の方を人扱いしていないことになってしまいます。
人を人として接するなら、私たちが当たり前に人との関わりで求めていることを徹底することが大事です。
そこに相手からの反応がないとしてもです。
主観的判断で対象者の意思や感情がないと思うのではなく、最後までその人には意思や感情が存在することを認めることが介護者にとって必要なことではないかと感じます。