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くまごろうのひとりごと

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雨のシアトル

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今から15,6年前にSleepless in Seattleというシアトルを舞台にしたトム・ハンクスとメグ・ライアン主演の映画がヒットしたが、その中でメグ・ライアンのシアトルでは1年のうちに9ヶ月は雨が降っている、というせりふがあるように、当地に住んでいないアメリカ人にとってシアトルは雨ばかり降る土地、というイメージがある。確かに11月から3月までは雨の日が多いが、ゴルフシーズンである4月から10月は晴れの日も多く、9ヶ月も雨ということはない。

冬期、ハワイからジェット気流に運ばれてくる、湿って暖かい空気がシアトルのあるパシフィックノースウェストに到達すると、長雨とそれによって引き起こされる崖崩れ、更に場合によっては洪水が起る。このハワイからの気流をPineapple Expressと呼ぶが、これがシアトルは雨ばかり、というイメージづくりに貢献していることは確かだ。今年に入ってから続いているパイナップル・エクスプレスは、シアトルでは例年のことと我慢するだけでよいが、お隣のカナダのバンクーバーでは、冬季オリンピックを数週間先に控えているのにこの気流の暖かさのせいで一部の会場では雪がなく、関係者は頭を抱えている、とシアトルのニュースは伝えている。

先週はパイナップル・エクスプレスのせいで連日の雨、そのため日曜日に10キロ走って以来、週3回のランニングは室内のトレッドミルで済ませた。しかしわれわれの日頃の心がけが良いためか、昨土曜日の定例ゴルフの間は雨が上がり、傘をささずにラウンドすることが出来た。今日の日曜日も雨降りだが、時々雨がやむのでその合間を縫って7.5キロのコースを走ってきた。

シアトルで雨が多いことは事実であり、そのために雨の中でやるアウトドアアクティビティのための雨対策グッズが色々とある。ゴルフでいえば自身をドライに保つためのレインギア(雨具)はもちろんだが、ゴルフバッグにかぶせる合羽、ゴム製の防水ゴルフシューズや長靴にスパイクが取付けられたレインシューズもゴルフ用品店に並んでいる。正確な統計数字は知らないが透湿防水性のゴアテックスもシアトルでの売上が全米一、と言うのも納得出来る。日本では見かけることはないと思うが、雨降りでも使える乳母車もあって、走っていると雨の中を散歩している親子に出会うことがある。 
#自然

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