高野山3
10月
26日
6時からの精進料理の夕食が済むと少し本を読んで9時には床に就いた。今日一日の旅の疲れもあったが、明朝は身支度して6時からの勤行に参列するため、早起きしなければならない。また宿坊では置かれているテレビを見る気もあまり起らない。
夜具は畳の上に敷布団がマットレスなしに直接敷かれていたため、洋子さん共々背中や腰が痛かった。
朝6時から本堂で行われた勤行はおごそかで、心が洗われるような気がした。和尚さんが声明に明るいせいか声明に始まり、その後読経となったが、お経の中によく知っている般若心経はなかった。うろ覚えの理趣経が読経されたように思われる。私の記憶が正しければ、理趣経は真言宗ではもっとも多く読経されているはず、とのことである。高野山に参詣している神妙な気持ちのためか、40分の勤行もそれほど長く感じず、正座も何とか持ちこたえられた。
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