私は英語のプロではないし、英語や英米文学より数学や熱力学を学んだ理工学部出身なので英語について語る資格はあまりないが、アメリカではほとんどその目的で使われていない英語が日本で頻繁に使われているのにはいささか気になる。
1)Meritという言葉は日本ではよく使われているが、アメリカではこの言葉を聞くことはあまりない。Demeritも日本では使われるが、私はアメリカに30年以上住んでいて一度も聞いたことがない。しかも日本人にはMeritのrの発音は易しくないのでアメリカ人には通じていないかもしれない。これらの言葉を使う代わりに、アメリカではAdvantageやDisadvantageが使われる。これらの単語はアクセントの位置さえ正しければ発音はとても簡単でアメリカ人にわかりやすいと思う。日本語の中でもメリットを使う人たちが少なくないが、長所、特徴、美点などちゃんとした日本語を使って欲しいと思うのは私だけだろうか。
2)Lifelineは地震などの災害の際によく聞く単語だが、確かに日本で言うライフラインの意味も英語にはあるかもしれないが、通常は船や工事現場で使う命綱や手相の生命線を意味し、電気や水道などを意味する場合はutilityの方がアメリカ人には通じやすいと思う。
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