低抵抗測定器

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従来LANケーブルでは導通抵抗値は大きな問題にはならず、OPENでなければ
合格と思って良い程度であった。

ところがこのLANケーブルがネットワーク伝送以外にも多用され始め、その
抵抗値が問題となり始めてきた。しかし、そうなると製法を根本から見直す
必要がある、このため、その原因を探り、その対策を考えるべく、低抵抗
専用の測定器の導入に踏み切った。

機器は4端子法での測定で、この手法は熟知し、試作もしているのだが、
正確で校正された値ではなく、マスターデータとの比較で製造上のミスを
探す仕組みであるため専用測定器の数値は出せない。

日本製は高額であるため、今回は台湾製の導入、写真は参考資料、今回
導入のそれとは異なる。


LANケーブルのプラグはRJ-45が99%で、このプラグの規格は世界標準で
あり、公差も世界中で許容出来る範囲で生産されている。これは相手側の
ジャックとの嵌合具合もあり、それほど簡単ではないが、主生産国の中国
では、世界中に輸出することで、この問題をクリアしている。

この10年で外見は何も変わらないがプラグの内部では様々な改良がすす
んでおり、これがLAN以外の用途に道を開いている。
しかし、製造方法、特に導線とプラグの接合はカシメ方法が99.9%であり
その部分は自動化されていない。
※SANWA SUPPLYが昨年H4と呼ばれるハンダ付けで、カシメ以外
の方法で製造を初めている

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