12月
13日,
2014年
香港からの中国内陸部向け高速フェリー
※以下名古屋出発
これは香港国際空港でのトランジットであって、香港のイミグレは通過しない。
香港に入国すると、ここはは中国の一国二制度の奇妙な場所で、実質「国」として機能しているため中国本土に行くには香港入出国ご中華人民共和国に入国する煩雑な
手続きが必要となる。その都度パッケージを運搬したり、バスで目的地最寄りのホテルまで移動し、そこからタクシーで行くなど不便この上ない。
上海経由も試みたが、空港が不便、かつ中国の国内線はやたら遅延するのでダメ
この点フェリーは慣れれば比較的簡単ではあるが、言葉が出来ないとお話にならない。
大げさなと思われるかもしれないが、フェリーの場合預けた荷物は名古屋から香港までとなり、日本では名も知れぬ中国の港まで運んではくれない。
このため、このやりとりやらのため会話が必須となる。無論英語でOKで、私の怪しげな発音の中国語などより使い慣れた英語のほうが安全確実である。
前回の出張時、ちょっとした出来事があった・・・・
数人の日本人の旅行者が、このフェリーチケットカウンターで立ち往生していた。
彼らは日本語で押し通そうとしているが、全く通じない。
混み合っているので、最後は相手にされず困り果てている。
やむなく、通訳を買ってでて無事通過させたのだが、その後事情を聞くにつれ、
あまりの無謀さにあきれ果てた。
とにかく誰も英語すら出来ないし、スマホでの英訳も知らない。
聞けば、この状態であちこち旅行してきたという。
確かに、飛行機だけでの乗り継ぎなら、それも可能であるが、このフェリーは
そうは行かない。
何故、このようなルートを選んだかと聞けば、定年まで務めた会社での情報らしい。
ホテルは予約したが、そこまでの「足」は考えていないと言う。
Googleで探して見ると(やたら通信速度が遅く難渋)、港からかなり遠い。
TAXIを拾えば良いなどと考えているらしいが、1台では乗り切れないし、
TAXIドライバーは英語もおぼつかないはず。
やむなく、ホテルの中国名を紙に書き、これを見せるように指示。
多分、ぼられるだろうな・・・
リタイヤ組の方々の旅行を最近良く見るが、このようなメジャではないルートは
思わぬ危険が伴う。帰国して「武勇伝」として面白いかも知れぬが、実に
危なっかしい事であることを認識していただきたい。
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