9月
23日,
2007年
印尼紀行その3:ホテルの電網事情
当時は接続数はそれなり少なかったので、どうにかURLを見たりはできましたが、今はどうにもなりません。
最近は欧州の長期滞在者が激増で、ホテル側もインターネット接続の有無がホテルの予約に大きく関係する事がわかったきたため、争って接続を強化し始めました。
しかし、有線電話事情は極めて劣悪で、ADSLは不可能に近いのが周辺地域の実情です。解説:州都デンパサールではADSLは普及し始めていますが、Baliは火山台地を雨季の豪雨が深い渓谷を刻み、道路・住宅事情に大きな影響を与えています。
つまり渓谷が交通障害となって、住宅の密集度や位置が平均化されておらず、電話回線がかなり歪な経路で敷設されています。(この調査が私の仕事です)このため有線電話回線があてにならず、ホテルでは無線によるインターネット接続を行っています。写真はこのホテルの無線アンテナで、800M帯?と思われるアンテナを州都デンパサールに向けて設置しています、基地局もかなりの高さのアンテナを用意しており、これで接続を確立していますが、速度は極めて遅く、昔のダイヤル程度しか出ていません。
それでも月額五万円ほど払わされるているようです。