VLANの仕組み

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VLANは決して新しい技術ではありませんが、機器メーカーによって多少設定が異なるため、その機能の割りには十分に使われていないように感じます。

VLANは同じLAN上(同一ネットワークアドレス上)の接続機器をIPはそのままで、電気的に分離する方法です。ただ、単純に分離するだけではなく、共通部分と分離部分の設定が出来ます。
つまり、一般部門と経理部門は分離し、インターネットやプリンターは共有するなどの設定が可能となります。

問題は設定の概念です。
写真の様に、HUBにID1から3までの区分を設定しますが、この時ALLのポートのアクセス部分は全ポートとしなければなりません。※実際の共通ポートは1,2のみですが
ID1はALL、ID2にはA部門、ID3はB部門とした場合、AとBは通信出来ませんが、それぞれはALLと通信出来ます、ただしALLとして機能するのは1,2ポートのみなんです。
Aは3から6までのポート、Bは7,8ポートとなり、インターネットやプリンターは1,2のポートに接続します。

この部分の理解が出来てないと、ALLは1,2のみとして設定してしまい、動作がおかしくなります。

上記の説明は最も簡単なポートVLANです、これ以外にTAGVLAN等、複数のSwitch(HUB)にまたがる設定がありますが、保守面での難易度が急激に高くなるので安易は採用は要注意です。
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