台湾クマガイソウの花
5月
13日
台湾クマガイソウ(熊谷草)は、ラン科アツモリソウ属の多年草。
特徴として、独特な形の大きな花と、扇状の葉をつけることが挙げられます。
草丈は20〜40センチほどで、表面には毛が生えているところが印象的ですよね。
大きな花は袋状で、ガクがその上からイチゴのヘタのように付いています。
これがなんとも、一度見たら忘れられない、ユニークな形なのです。
開花時期は4〜5月。今やクマガイソウは、
レッドリストの絶滅危惧種Ⅱ類に入っており、
希少価値が高く、花姿を見られる地域は数少なく限られている、
そんな花なのです。