昨夜は、『Q&Aでわかる外国につながる子どもの就学支援』 出版記念オンラインシンポジウムにオンラインで参加しました。 出版された著書は、外国につながる子どもの「不就労ゼロ」を目指し、 長年活動をされてきた東京外国語大学の小島祥美准教授が 同じ思いで各地で活動する方たちに執筆を依頼し、 実践ガイドとしてまとめられたものです。 Q&Aでわかる外国につながる子どもの就学支援』『→別ウインドウで開くリンク 各地で実際に長年取り組まれてきている皆さんの思いは熱く、 私が知らなかったことも多く、大変考えさせられました。 お話の中で印象的だったのは、日本で生まれた子どもたちのこと。 日常会話はできても、学習言語でつまづき、見過ごされ、 中学や高校を中退し、不就労になってしまうケースのお話です。 そこで子どもたちは 「どうせ自分はできないんだ。」 「どうせ自分はだめなんだ。」 ということを繰り返し学んでいるということ。 私の職場でも最近、 外国につながる子どもたちが入社するケースが増えてきました。 最近は履歴書に家族歴を書かないので、 一人ひとりの背景が見えにくいことがあり、 親御さんが外国の方だと後でわかることがあります。 実は彼らが、仕事で使う難しい言葉や 察することで継承されている仕事などで 苦労していることが最近分かってきました。 人事総務として、そのような背景を持った従業員の皆さんが、 「自分にはできる。」という実感をもって、 少しでも安心して働ける仕組みをつくり、環境を整えること。 私にできることを教えていただいた時間でした。 ~.:*★今日の問いかけ★*:.~あなたの身近に外国につながる方はいらっしゃいますか?