紅梅の樹が緑色の葉で覆われています。 よく見ると・・・梅の実が実っていました。 今年、初めてのような気がします。 いままで、隣の白梅には、毎年決まって一つだけ実るのですが、紅梅は実る前に落ちてしまっていました。 もうすぐ、梅干しの季節・・・この梅も一緒に漬けてみようかしら? <慰め種〜なぐさめぐさ> 「なぐ」は「凪」と同じく、風がとまった穏やかな状態をいいます。 「慰む=心を穏やかな状態に沈めること」 やがて「気を晴らす」「楽しむ」「いたわる」「なだめすかす」などに意味が広がってきました。 <慰め種>とは、それによって心が慰められるものという意味です。 爽やかな青い梅の実も、わたしにとって<慰め種>となりました。
黄菖蒲の花咲く池の中に、薄紅色と白色の睡蓮が咲いていました。 昨年は、黄色の睡蓮も咲いていたと記憶しています。 睡蓮といえば・・・モネ。 小学生の頃、岡山の叔母の家に行き、初めて大原美術館で、モネの睡蓮を見ました。 淡い色使いに魅せられました。 「光の画家」の別称があり、時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を追求した絵画だと知ったのは、中学生になってからでした。 夏日が続く暑い日・・・睡蓮の花開く音を耳を澄まして聴いてみる静かなひとときを持つのもよさそうです。 ちなみに我が家の池にも、睡蓮が咲いていたのですが、大亀の泳ぐ爪が当たって、すっかり枯れてしまいました。
中庭で、天使が飛び交う季節になりました。 天使の羽は、白色。 紅色混じりの可愛い帽子を被っています。 耳を澄ますと・・・ 天使のささやきが聞こえてきます。 <時つ鳥> 初夏を代表する鳥、ほととぎすの異称です。 昔の人々にとって田植えの時期を教えてくれる貴重な鳥でした。 時鳥、子規、霍公鳥、不如帰、杜鵑、郭公・・・どれもホトトギスの当て字です。 菖蒲鳥、妹背鳥、歌い鳥、夕影鳥、無常鳥、早苗鳥など、異称もたくさんあります。
朝から汗ばむ陽気です。 最高気温は、26℃と出ていました。 まだ22℃ですが、昨日までの初夏の陽気を超えて、夏日を感じます。 黄色のおひさま色の花が咲いています。 黄花藤。 珍しいので、藤とは思えませんでした。 毎年、お向かいの白藤が終わって、交代するように咲き始めます。 コメント欄の万年草。 これは、お隣の玄関横の前庭全面を覆い尽くして咲いています。 毎年、こちらも楽しませてもらっています。 昨日、毎月恒例若さチャージの通り道に咲いていました。 神社の池の黄菖蒲。 こちらもこの季節の風物詩です。 おひさま色に包まれて、夏の暑さを乗り切ります。 今日は満月・・・? 毎晩、わたしのベッドの横の窓から望む丸い月に見守られて眠りに就いています。 <忍び音> 声を殺して泣くこと。 「ほととぎす」の初音のことも。 夏初めての鳴き声は、本当に小さな声で、忍び音と呼ぶにふさわしいものだそうです。 「ホ・ト・ト・ギ・ス」と鳴くとか・・・。
ファルコンさんのところで、ベニイロトチノキを拝見して、マロニエの花を撮っていたことを思い出しました。 爽やかな新緑に紅色の花が咲いています。 紫川の中の橋(太陽の橋)を渡った信号機の横に咲いています。 そこに説明文がありました。 今まで気が付かなかったのは、花が咲いていない時期だったからでしょう。 説明文は、コメント欄へ。 パリのセーヌ川 小倉の紫川 紫川の伝説もあります。 <紫川伝説> ←クリックすると伝説が読めます。
田植えが終わった水田には、白鷺が集っていました。 白く輝く羽色です。 ちょうど羽ばたいているところが撮れました。 羽ばたいて、遠くへ行って、おしゃべりを始めました。 <母子草>春の七草・ゴギョウ 昔の草餅は、蓬ではなく、この母子草を使っていたのだそうです。 名前の由来は、茎や葉の白い細かな毛がほうけけている(そそけている)ところから「ほうこぐさ」が変化したという説や、その毛が乳児の舌のようだから、母親が子供を包むようだから、中国の「ハンハンコウ」が変化したものなど、たくさんの説があります。 ひっそりとした目立たない花ですが、母のやさしいまなざしを思い出す、そんな花です。
古典高校の初授業参観に行ってきました。 朝、雨が降ったのだけれど、午後からは青空が出ました。 教室に行くと中はすっからかん・・・体育でした。 以前は、一学年に生徒が400名いたので、10クラスでした。 この廊下の端から端までが教室です。 今は320名で8クラスです。余った教室は特別教室になっているようです。 廊下の柱が白い回廊といった雰囲気・・・。 運動場への出方が分からなかったので、地図を見ながら、二階の窓から見える所を探しました。 二年生の教室を抜けて、コの字に曲ると特別教室の静かな廊下から、運動場が見えました。 ボール投げの練習をしていました。 キャッチできなくて、ボールを追いかけているのがおりょんちゃんです。 合同体育以外の他の6クラスは、教室で授業をしていました。 友人のクラスは、世界史。前から順番に起立して、ひとりひとり質問に答えていたようです。 その後のPTA総会は、スムーズに終わって、学年主任の先生のおはなしがありました。 一学年の方針は・・・ 〜高い志を持ち、世界に目を向け、生涯、夢を追い続ける〜 行ける大学に行かせるのではなく、行きたい大学に行かせる!!方針に近年変更したのだそうです。 成績は全然足りないけれど・・・行きたい大学へ夢は<無限大>です。