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加藤雄一のブログ

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言ってみよう

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言ってみよう
あのときあの場面で言えなかった言葉が、ずっと心に残っていた。
 
 
 
言っていたらどうだったろう。
 
  

あの日の会話の中で、少し違和感があった。
 
けれど、場の空気を乱したくなくて何も言わずに終えた。
 
周囲が賛同していたこともあって、「まあ、別に言わなくても大丈夫か」と自分を納得させようとした。
 
 

数日後、感じていた通りに、あの日話していたことがうまく進まず、やはり感じた違和感は正しかったと感じた。  
 
 

それと同時に、自分が黙っていたことへの後悔がじわじわと心に刺さった。
 
「もし、あのとき言っていたらどうなっていたんだろうな」と考えるほど、自分の沈黙に責任を感じてしまった。
 
 
そんなことも一度や二度ではない。
 
 
とまた別の日、少し大事な場面で、誰かが緊張しながらも自分の意見を伝えていた。
 
「大した意見じゃないんですけど…」と前置きしていたけれど、その言葉にそこにいた他のメンバーは頷き、議論が深まっていったのを見て思った。
 
 
やはり、言葉は出してみないと、誰にも届かないんだ。
 
 
 
それからは、「正しいかどうか」よりも、「感じたことを丁寧に表現する」ことを意識するようにした。  
 

批判ではなく提案として、素直に「私はこう感じています」と伝えるようにした。  
 

最初は勇気がいったけれど、言葉にしたことが誰かの気づきにつながったとき、「言ってよかった」と心から思えた。
 
 
時にはひどい脇汗がともなう(笑)
 
 

言いたいことを言うのは、勇気じゃなくて誠実さなのかもしれない。
 
 
自分の中にある違和感や気づきは、自分しか感じられないもの。  

それを言葉にして初めて、世界に共有できる。  
 
伝わって初めて広がる世界がそこにある。

たとえすぐには理解されなくても、「伝えた」という事実は、自分自身への信頼にもつながっていくはず。
 
 
誰をも傷つけるつもりはなくても、傷ついてしまう人がいるかもしれない。
 
ただ自分にはそんな意図はなく、一緒に目指す方向への大切なメッセージになるとしたら、それは伝えるべきことなのかもしれない。
 
 
言いたいことは気持ちを込めて誠実に伝える。
 
そうやって自分とも、相手とも、関係を積み上げていきたいな。

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