一昨日届いた眞葛香山の辰砂釉花瓶である。高さは約27cmとなかなか大きい。初代か2代目だとは思うが、定かではない。時代は、20世紀初頭としておいた方が良いでしょう。なかなかきれいに発色している。セーブルが中国の研究をして、1880年にこの辰砂釉の作品を作っており、牛血紅と呼ばれている。これが、当時西欧で評判になり、それまで、陶器を制作していた初代眞葛香山が中国清朝磁器の釉薬に関する研究を始めたのである。という、眞葛が陶器から磁器制作へと変わるきっかけとなった作品である。
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投稿日 2013-03-01 00:55
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2013-03-03 05:23
ワオ!と言っているユーザー