主題歌「君の名は - 織井茂子 歌」 (1953)
君の名はとたずねし人あり
その人の名も知らず
今日砂山にただひとり来て
浜昼顔にきいてみる
夜霧の街 思い出の橋よ
すぎた日のあの夜が
ただなんとなく胸にしみじみ
東京恋しや 忘れられぬ
海のはてに浜木綿の
満月が出たよ花の香に
海女は真珠の涙ほろほろ
夜の汽笛がかなしいか
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あらすじ 昭和20年5月24日、東京大空襲の夜に数寄屋橋の上で互いの命を助け合った若い男と女。ふたりは名も明かさず、「もしも生き延びていたのなら、半年後の11月24日の夜、この橋の上で再会を・・・」と、約束を交わし別れる。時がたち約束の夜、男は待ち合わせ場所へ。しかし、女は無理解な縁談を強いられ、遠く佐渡ヶ島にいたのだった。幾多の障害にあいながらも、互いに想いを絶ちきれず、それから1年後の11月24日、ふたりは再会し名乗り会うこに・・・・
「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」
(下記文字クリクリ)
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