怪物、是枝監督によるカンヌ脚本賞作品。音楽は坂本龍一。小学校のある生徒のケンカをきっかけにシングルマザーの母親が息子の異変に気付く。母親、教師、子供それぞれの視点で怪物は誰なのかを問いかける。是枝監督がやっと日本に帰って来たという感じです。エンディングをどう捉えるか、しばらく考えてしまう映画です。
リスキリング、その必要性について最近よく聞くようになりました。でも何のために学ぶのか、資格を取るため?手段が目的化していないか?自分で問い直しています。資格→忘却→放置→次の資格、の繰り返しでは何のための知識習得なのか。スキルや知識を得たならそこから成功体験を得る事を目指す、成果を獲得したいですね。
公開中の「TAR」観てきました。天才的でストイックなオーケストラ指揮者の苦悩をサスペンスを交えて描いたドラマ。妥協を許さないが為に嫉妬や疑惑、創作のプレッシャーにより精神的に追い詰めらていく。演じるケイト•ブランシェットが圧巻で狂気すら感じました。彼女の他の映画、もっと観たくなりました。
GWも終わり月曜日からまた仕事が始まります。なかなかエンジンがかからない事が予想される中、今のマネージャー像を考える機会がありました。日本企業のマネージャーはほとんどがプレイングマネージャーで本来のマネージメントの能力レベルは低くその上業務負担が多いため最近では若手はマネージャーになりたくないようです。例えば営業部ではセールスの延長線上にマネージャー業務があるイメージがあるのでは。ある大手企業の会長が管理職を(部下の)支援職という名前にした方がいいと言っているのを聞き一応その立場にいる自分としてもなるほど、と考えましたね。本来のマネージャーの仕事とは?
遅ればせながら観てまいりました、エブリシング•エブリウェア•オール•アット•ワンス。コインランドリー経営の普通の主婦がマルチパーパスを行き来しながらカンフーで世界を救う異色SFアクション、何のことかわからないでしょう。低予算のSF映画でありながら見応えありました。主演のミッシェル•ヨーはこの映画でアジア女性初のアカデミー主演女優賞を受賞、竹の天井を破ったとも言われています。これだけでも観る価値はありです。
皆さん、コーヒーって一日どれくらい飲みますか?私はだいたい3回くらい、結構飲む方でしょうか。ベトナムの人たちも好きなようで独自のコーヒー文化が有るみたいですね。スターバックスもそこに参入してるようですが1,300億円の市場をなかなか崩していけないようです。ベトナムのコーヒーは社交的と言われている中で大手のグローバルチェーン店がローカルのお店に苦戦しているのは興味深いです。
最近「雑談力」を扱った書籍を本屋で目にすることがあります。仕事で雑談が今、注目されているのでしょうか。ある高級車販売店で国内トップの売上を上げるセールスの方が「肌感覚で7割は雑談、ほとんど車の話はしない」と言っています。購入を考えているお客さんはネットなどで既に車の情報を持って店に来ます。もはや「機能やスペックの紹介は営業の仕事ではなくなった」とも。趣味や旅行、休日の過ごし方など共通の話題を持つことで信頼関係を築きお客さんの需要を受容を掘り起こす、日々知見を広げ「雑談力」を高めることが大切なんですね。
先日、作家池井戸潤さんのインタビュー記事に目が留まりました。就職した若い人たちに向けて「社会人は会社人にあらず」。会社に入って一生懸命に働くことはまず大事、しかしスキルを蓄えろと。会社の看板がなくなった時に自分で生きていけるスキルを身につけなさいという言葉でした。これは私たちシニアの会社人?にも響くメッセージです。まだ間に合う。
2023年がスタートしました。突然ですが皆さんの幸福度は今、どのくらいですか。最近、企業では社員の幸福感を高めることが仕事のパフォーマンスにつながると言われるようになっています。先日、幸福感を高めるには簡単な3つの方法があるという記事を見つけました。「味わって食べる」「経験を味わう」「自然と触れ合う」。どれも今からでも出来ることで、自分の気持ちの持ちようかなって思いました。「特に味わって食べる」は年齢を重ねるごとに幸福感と相関しますね。ちなみにこの習慣がある人は小食傾向のようですよ。
2022年もあと2時間、今年も紅白、ビール飲みながらだらだら見る大晦日となっています。いつも通りの年末、でも今年は本当にいろんなことがありました。出来たこと、出来なかったこと、得たこと、失ったこと、あっという間の1年でした。皆さんはどんな1年でしたか。これからも1年1年をしっかり積み重ねていきたいと思います。 Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.