「霊に燃え、主に仕えよ」
ローマ人への手紙 12章9~12節
"愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れないようにしなさい。
兄弟愛をもって互いに愛し合い、互いに相手をすぐれた者として尊敬し合いなさい。
勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。
望みを抱いて喜び、苦難に耐え、ひたすら祈りなさい。"
(1) 霊に燃やされよ
①「燃える」--沸騰する、燃焼する、NTで2回のみ出現
人の熱心さは冷めやすく、感情にも起伏
②ここでは「主の霊」=聖霊によって燃やされよ、との意
自己の決意や熱心さに頼るのでなく、聖霊なるお方に住んでいただく
(2) 火による捧げ物 出エジプト29:38-43
①祭壇で捧げ物を燃やし尽くす火〜
地に灰として残るものと、天に昇る尊いもの等を分離する
②主は聖霊によって我らをバプタイズされるお方
罪の肉を焼き尽くし、神の子としての実存を取り出される方だ
(3) 火を地に投げ込むために来られた主 ルカ12:49
① キリストに私の心を燃やされて
私たちにとって最も厄介な罪の心から、そして自分自身から離れることが出来る
②太陽より輝き燃える栄光のキリスト
主は、十字架と復活を通じて、私の実存を燃やししてくださる方
(結論)
*OTはやがてくる完成体のモデルである。
*イスラエル人が毎日全焼のいけにえを捧げたその実態は、キリストにおいて成就した。
*キリストとバクタイズ(一体化)される私個人においても成就してしている。