「右に行くにも、左に行くにも」
2月
2日
ホサナキリスト教会・日曜礼拝のメッセージアウトラインです。
「右に行くにも、左に行くにも」
創世記 28章11~15節
"彼はある場所にたどり着き、そこで一夜を明かすことにした。ちょうど日が沈んだからである。彼はその場所で石を取って枕にし、その場所で横になった。
すると彼は夢を見た。見よ、一つのはしごが地に立てられていた。その上の端は天に届き、見よ、神の使いたちが、そのはしごを上り下りしていた。
そして、見よ、主がその上に立って、こう言われた。「わたしは、あなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。わたしは、あなたが横たわっているこの地を、あなたとあなたの子孫に与える。
あなたの子孫は地のちりのように多くなり、あなたは、西へ、東へ、北へ、南へと広がり、地のすべての部族はあなたによって、またあなたの子孫によって祝福される。
見よ。わたしはあなたとともにいて、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ帰る。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」"
(1) 見通しが立たず
① 未踏の世界に踏み出す際の恐れ
現状から逃げ出しても、更なる試練が待ち受けているかも。恐れと不安。
現状から逃げ出しても、更なる試練が待ち受けているかも。恐れと不安。
②自分自身に原因と理由がある場合が多い
神の時を待てず、自我丸出しで欲望に動かされてきたヤコブ
神の時を待てず、自我丸出しで欲望に動かされてきたヤコブ
(2) 新たな出会い
①その問題のただ中に介入される存在
そのはしごは「天から地に向けて」建てられている。神の使いたちは上り下りしている。
そのはしごは「天から地に向けて」建てられている。神の使いたちは上り下りしている。
彼の気づかないところで、神との交流の道が、神のイニシアチブによって開かれていた。
②「あなたとあなたの子孫によって祝福される」
場所と環境、組織が祝福となるのではない。あなた自身が祝福の基となるのだ。
場所と環境、組織が祝福となるのではない。あなた自身が祝福の基となるのだ。
あなたによって他者が祝福される。〜Abraham契約の再履行
(3) 確かな約束
①「あなたを守り、あなたはこの地に連れ戻そう」 約束の地を離れ、本流の祝福の場所から外れたかに見えるその後のヤコブ。神の約束の言葉は、状況と現実をも突き動かす。
②「約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない」
この時家族から捨てられて、やがて親戚の叔父からも騙されることになるが。
この時家族から捨てられて、やがて親戚の叔父からも騙されることになるが。
彼と共にいて、彼と物語り、その計画を実現する方が傍に臨んでおられる
(結論)
"たとえ主があなたがたに苦しみのパンと虐げの水を与えても、あなたを教える方はもう隠れることはなく、あなたの目はあなたを教える方を見続ける。
あなたが右に行くにも左に行くにも、うしろから「これが道だ。これに歩め」と言うことばを、あなたの耳は聞く。" (イザヤ書 30章20~21節)
①自らの落ち度によって苦難を招いてしまう私たち
②しかしそこに介入されて見守る方の視線があった
③右に行くにも、左に行くにも、その方の声を聞き続けよう