ヒッピー文化の後はダイバーシティ(多様性)
3月
10日
カリフォルニアのバークレー。
ここは60年代に米国でヒッピー文化が花開いた(?)元祖の町。
ヒッピーと思しき人に今や会うのは稀となりましたが、その名残はここかしこに見出されます。
バークレー大学につながるメインの道であるユニバアーシティ通りは学生街で安価の飲食店がひしめき合っています。
ラーメンや寿司などの日本食レストランもあるのですが、学生を卒業した一般社会人としてそこへ入るのにはかなりの気合いが必要です。
外観や価格からしてその品質が心配になるのです。
その通りとは直角に伸びて南に進んだカレッジ通りには、お洒落なイカしたブティックやレストランが並んでいます。
午前の用事をそこで済ませてからその目前にある地中海料理のレストランでランチとなりました。
http://cafelamed.com
この辺りはダイバーシティ色豊かで東洋、西洋、中近東の各エスニックレストランとその多様な民族出身者らがひしめいています。
アルメニア人とレバノン人の共同オーナーであるというこのお店は以前からの私のお気に入り。
メニューも内装も本場のものでイスラエルへ行った時の雰囲気にしてくれます。
サーブしてくれたメキシコ人のお兄さんによると、食後に出してくれたコーヒーは「地中海コーヒー」といって中近東に広く行き渡っているものだそうです。
「トルココーヒーではないか」と尋ねた際の返答がそれだったのですが、考えてみればトルコからイランまでは全て地続きの大地が広がるのが中東。
コーヒーは最も優れたものが生き残って広く分布しているのが自然の成り行きということでしょうね。
投稿日 2019-03-10 19:50
ワオ!と言っているユーザー