国籍は天にあり
1月
24日
本日86歳になるMさんを訪問。
あまりにもガンの進行が進んで体力の弱っている彼女は当初私の訪問を辞退された。
人に会うのと体力を消耗して体が持たないという。
そのため教会にも行けなくなり、友人の訪問も控えてもらっているとの事。
しかし再度電話が鳴りやはり私には会ってくれるという。
5分〜10分でと申し出たが、結局は15分〜20分ほどの面会時間となった。
彼女の病状や近況を伺って後、聖書の御言葉を紹介し共に祈りの時を持つ。
「私たちの国籍は天にある」
日本から結婚と同時に移住した米国での60余年。
3人の子供さん方は立派に成長し結婚。
7名の子供たちは皆大学を終えて素晴らしい家族に恵まれて来られたMさん。
これまで主イエス様に支えられてきた恵みを確認し、そしてさらに天においては主イエス様と共に過ごす希望を確認しました。
互いに手を取り合いながらの祈りが終わったとき、私たちは主にあって1つの希望を共有できた安堵の思いに満たされました。
すでに治療不能となったがんの進行です。
その腫瘍から出血しないための放射線治療に毎日5週間病院へ通わねばならないのです。
食欲もなく流動食を食べていらっしゃるためか3ヶ月前にお会いした時よりもげっそりと細くなられたMさん。
それでも変わらない明るさで賑やかにお話しされるスピリットは主イエス様からの贈り物でしょう。