Japan Fair 2
9月
6日
昨日に引き続いてJapan Fairに長男と出掛けて行きました。
「秋祭り」の際に子供らが喜んだ金魚救いや駄菓子屋、団子・饅頭販売などのブースは見かけなくなりました。
食事に関してはセンター側の提供するフードコートしか許可されていないとのこと。
確かに猥雑さが影を潜め、整頓され秩序立った西洋式Fair。
何だか寂しい感覚を覚えた。
それでも日本らしさを最高度に演出してくれたのがFairステージの大トリを務められた「太鼓の学校」による演奏。
未就学児から大人までの各年齢層による演奏に会場は一つとなった。
立石ご夫妻が主催するこの太鼓グループは毎年活躍の規模を広げ、精錬されて行っています。
鉢で太鼓を叩くというだけのカラクリのはず。
単純と言えば単純なはずのこの操作が万人を感動させる芸術の域に達するのはどうしてなのか?
演奏を見ながらそんな素朴な疑問を抱いた。
……抑揚の効いたリズム、強弱を使い分るバチ捌き、華麗な連打の早打ち、それらに全身のエネルギーを放出させ、鼓舞しながらの演奏。
そこには同時に、長い歴史に裏打ちされた日本の文化なり伝統が息づいているからなのでしょう。