逆境と順境
3月
15日
ニューヨークJFK でフライトをミスし、
空港近くのホテルで一泊した顛末記です。
翌日は午前4 時に起床して、 6時半離陸のフライトに備えました。
スタンバイで再び乗り遅れたらシャレになりません。
十分以上の余裕をもって空港へ向かました。
全ての予定した乗客が機内に乗り込んで後、
スタンバイの乗客の名が呼ばれます。
数名の名が呼ばれ、「私の名はどうなるか??」スリルを味わっていると、
「ミスター、タカハシ」とアナウンスされた時には、うれしくて飛び上がってしまいました。
ただその飛行機はシアトル直行でなく、
フェニックスを経由せねばならなことがそこで判明。
しかも、フェニックスでの搭乗もキャンセル待ちの「スタンバイ・チケット」と聞いてがっかり。
約6 時間の飛行後、初めてのフェニックスに降り立ち、
1時間ほど待ってから改めてシアトル行きの搭乗が始まりました。
その後スタンバイ客の名が 3名ほど呼ばれて満席となり、締め切られました。
今回はそこに私の名はなかったのです。
その後3 時間後の午後 2時、午後 5時、そして本日の最後の 8時にシアトル行きのフライトでスタンバイせねばなりません。
いづれも満席で、搭乗できる保証はないとのこと。
午後2 時のフライトに搭乗できない場合、この日の夜 6時から始まるホサナ教会の礼拝には間に合わなくなってしまいます。
祈りつつ待っていると、ついに私の名が呼ばれました!
ここでも飛び上がって喜びを表現しました。既に教会の人たちにはメールやテキストで状況を話し、礼拝キャンセルの可能性もあることをお伝えしていましたが、これで礼拝を守ることが出来ることを機内の座席からメールしました。
シアトル到着が5時 10分ごろ。タクシーで急ぎ帰宅して、教会に向かう時、既に教会に着いている方からの電話メッセージが届きました。
地域全体が嵐による停電のため、教会建物には誰も人がいなくて、明かりもなく、閉鎖されている状態とのこと。
一度は日曜日中に帰宅出来ないことも十分あり得て、空港待合室で1泊することも覚悟しました。
最後から二人目のギリギリで、6時開始の礼拝時間にギリギリ間に合うように搭乗に成功して喜んでいたら、停電のため会堂は使えず、やむなく礼拝をキャンセルせざるを得なくなったわけです。
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私たちの毎日には喜びの日もあれば、憂いの日もあります。
順調に事が運ぶこともあれば、
うまくいかないことが連続することもあります。
人生の高嶺を歩いていると感じた時には、自分の努力や才能でそこまでたどり着いたと勘違いしないことが大切です。
それには周囲の人の励ましや支えがあり、何より誰より、あなたを生かしておられる神様の守りがあったゆえであることを忘れずに謙遜であり続けたいものです。
もし人生の谷間を歩いていると感じるときは、その状態がいつまでも続くものでないことを覚えてください。やがてその谷間を抜け出して、花畑の広がる中腹を通り、さらに見晴らしの良い山頂にたどり着くでしょう。
試練や困難は、より豊かに生きるため、その時に至るための準備であると言えます。
JFKでわずか10分空港到着が遅れたためにフライトを逃がしてしまい、
結果は20時間の時間ロスとなりました。
ついてない、不運だった!と腐ることもできます。
私はこの時を神様から試練を受け入れる忍耐が試されているときであると、とらえました。
確かに心中は冷や冷やしたり、遅れたことを悔しがったりしましたが、
基本的には平安が心を占めていました。
今日、嵐のため自宅の置かれている町一帯が停電中です。
家の前の通りの家々はどこも真っ暗ですが、なぜか我が家には電気がともっています。
我が家から北側の8軒ほどだけが電気が通っていて、他のところは地域一帯が真っ暗です。
どうしてだかわかりません。電線の配列の関係なのでしょう。
おかげでこうしてPCに文字を打ち込めますし、
読書したり、食事をしたり、子供たちとゲームを楽しんだりして普通の生活が出来ました。
困難を抜けた後に神様が下さったギフトであると受け取っています。
今日から新しい週が始まりました。
神様の同行と祝福が皆様方の上に豊かでありますように。
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「順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ。
これもあれも神のなさること。」
伝道者の書7章14節
「試練に耐える人は幸いです。
耐え抜いて良しと認められた人には、神を愛する者に約束された、
いのちの冠を受けるからです。」
ヤコブ1章12節