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ユダヤ民族の約束の地への帰還②

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エルサレム市内を見晴らして エルサレム市内を見晴らして
17 次のような主のことばが私にあった。

18 「人の子よ。イスラエルの家はわたしにとってかなかすとなった。彼らはみな、炉の中の青銅、すず、鉄、鉛であって、銀のかなかすとなった。

19 それゆえ、神である主はこう仰せられる。あなたがたはみな、かなかすとなったから、今、わたしはあなたがたをエルサレムの中に集める。

20 銀、青銅、鉄、鉛、すずが炉の中に集められるのは、火を吹きつけて溶かすためだ。そのように、わたしは怒りと憤りをもってあなたがたを集め、そこに入れて溶かす。

21 わたしはあなたがたをかり集め、あなたがたに向かって激しい怒りの火を吹きつけ、あなたがたを町の中で溶かす。

22 銀が炉の中で溶かされるように、あなたがたも町の中で溶かされる。このとき、あなたがたは、主であるわたしがあなたがたの上に憤りを注いだことを知ろう。」

(エゼキエル22:17-22 JAS)





先回に引き続いて、

イスラエルの民が約束の地に帰還する聖書預言の箇所を学びます。



聖書には不信仰で不従順ゆえに「選びの民」であったイスラエルが

世界中に離散されることが預言されています。



「63 かつて主があなたがたをしあわせにし、あなたがたをふやすことを喜ばれたように、主は、あなたがたを滅ぼし、あなたがたを根絶やしにすることを喜ばれよう。あなたがたは、あなたが入って行って、所有しようとしている地から引き抜かれる。

64 主は、地の果てから果てまでのすべての国々の民の中に、あなたを散らす。あなたはその所で、あなたも、あなたの先祖たちも知らなかった木や石のほかの神々に仕える。」 (申命記 28:63-64 JAS)



AD70年にローマによってエルサレムが崩壊して以来、

イスラエル人は国を持たない流浪の民として

世界の厄介者の境遇に甘んじねばならなかったんです。



その離散した民が約束の地に帰ってくる。

しかも2回、その再集結が起こることが預言されています。



1回目は、不信仰のままでの再集結です。

そこで痛い神のさばきを受けます。

つまり終末時代にイスラエルが通過する大患難時代のための帰還です。



2回目は、イエスをメシアと受容し、信仰をもっての再集結です。

この時、新しい契約がイスラエルの民全体と交わされて、新生した民が再集結します。

この時は世界中からやってくるというよりも

主にイスラエル近隣諸国からの帰還であると教えられています。



反キリストの迫害から国を追われた民が

信仰に目覚めて再集結します。そして千年王国を受け継ぎます。

つまりこの時は祝福をいただくための再集結であると言えるでしょう。



冒頭のエゼキエル22章の預言は、

この1回目の不信仰のままでの帰還を預言しているものです。



① 不信仰の状態。18節。

イスラエルの状態が「かなかす」であり、「炉の中の青銅、スズ、鉄、鉛、銀のかなかす」であるとされます。金や銀そのものと比べて価値の低い状態であり、不信仰を象徴しています。



② 約束の国への再集結。19節。

「いま、わたしはあなたがたをエルサレムの中に集める」

現在のイスラエル共和国の成立とユダヤ人の再集結とは、この預言が実現しているものです。



③ 大患難時代を通過。20~21節。

「炉の中に集められるのは、火を噴きつけてとかすためだ。そのように、わたしは怒りと憤りをもって、、、」

大患難時代、反キリストによる世界大の組織的なユダヤ人抹殺運動が起こります。AD70年のローマによる100万、ホロコーストによる600万人(当時のユダヤ人人口の3分の1)の虐殺よりも厳しいものとなり、ユダヤ人の3分の2が虐殺されていくと預言されています。



④ 新生するイスラエル。22節。

「このとき、あなたがたは、主であるわたしがあなたがたの上に憤りを注いだことを知ろう。」 絶滅を前にした彼らは霊的に目が開かれるのです。初めてイエスを通じて神を知るようになる、それは信仰による新生を体験することを意味しています。


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