「万国のエルサレム巡礼」
ゼカリヤ8章18~23節
~ゼカリヤ書連続講解説教 11~
この年の暮れ、聖地旅行を考えています。
聖地の政情不安もあってまだ最終的には決められません。
やがてのメシア王国が樹立される時代になったとき
世界中の国々の民が聖地旅行をするようになると預言されています。
今日の聖地旅行では主イエスの過去に辿られた足跡を訪ねながら
祈ったり、霊想を深めていきます。
やがてのメシア王国では、エルサレムで世界の王として君臨される
主イエスに直接会い、祝福をいただくために聖地を訪れるようになるのです。
ゼカリヤの時代、毎年4回の断食をして悲しみと悔いを表現していたイスラエルの民ですが、その時にはすべての例祭が「喜びと楽しみ」の時となります。
それでは今日の教会時代の私たち信者にとってどのような例祭がふさわしいのでしょうか。
悔い改めを繰り返すべきでしょうか。
喜びを表すべきでしょうか。
イエスご自身は断食をされずに、宴会を楽しまれた記録があります。
マタイ9:14~17
当時の宗教家たちにとって週に2回の断食は常識でしたので
主の姿を見て「大酒飲みで大食い」だと非難します。
それに対して主は、
「新しい葡萄酒は新しい革袋に入れなさい」と言われました。
新しい葡萄酒とは聖霊のこと、
新しい革袋とは新約時代の新しい革新的な生き方のことです。
断食をはじめとする宗教的な規律に制約された生活ではなく
聖霊によって与えられた喜びを表現していく、
それによってイエスにある祝福を顕すよう、私たちは招かれているのです。
イエスの再臨によって実現するメシア王国の特徴である
「喜びと楽しさ」は新約時代の我々信者がすでに体験できるものです。
すでに聖霊が我々信者の中に与えられているからです。
さあ、今週も主にある喜びをもって主に仕えてまいりましょう。
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