国際問題の解決策
12月
19日
「中国や韓国が日本の領土を奪おうとしたり、
歴史問題でありもしないことを言いふらしたりしていて……
私たちはどうしたら良いのでしょう?…」
領土問題で日本が近隣国とかまびすしかった少し前、
そんな質問をある方から受けました。
近代国家において個人と国家とは同一体であり、
国同士の争いが個人的な感情の領域にまで影響してくるのは止むを得ないでしょう。
しかし、私たちクリスチャンは、
もう一つの国籍を持つ市民であることを忘れてならないと思います。
「けれども、私たちの国籍は天にあります」(ピリピ3:20)
国同士、政府間同士でどれほど険悪な関係に陥ったとしても、
個人レベルの、隣人としてのお付き合いまでそれに引きずられる必要は全くありません。
神の国の市民として、
その国の原理原則に生きることの方が優先されるべきことと、言えるでしょう。
「神の国は飲み食いのことではなく、
義と平和と聖霊による喜びだからです」(ローマ14:17)
「どうすればいいでしょう」と具体的なアクションをお望みならば、
「義と平和と聖霊による喜び」を隣人の中国人や韓国人と共有されたらどうでしょう、と提案します。
キリストの「義」に生きるために伝道する、
「平和」のために挨拶から始まる会話をする、、
「喜び」を共有するためにともに食事をする、、、
方法は幾らでもあります。
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ポートランドでの最終夜、夕食にMioレストランに行ってきました。
ポートランドに9店舗も展開している寿司レストランです。
10年以上前に、その第1号店に足を踏み入れて以来ファンとなりました。
経営陣もシェフも韓国系の方々ですが、
日本的な寿司を出してくれたり、フレンドリーな上にきめ細かなサービス。
この10月には私の地元のベルビューにも進出していたのを、今知りました。
http://www.miosushi.com/
その晩はハリウッドのお店へ行ったのでした。
http://www.miosushi.com/#!hollywood/c1kzq
ウエイトレスの方は韓国人でいらっしゃいましたが、
流暢な日本語を話される方で、灘さんと言われます。
青山学院短大の児童教育部に韓国から留学したので日本語を使えます。
その時に米国籍を持つ日本人と結婚し、現在はポートランドにお住まい。
「留学時代、嫌なことはなかったですか」と、
懸念した私の問いをキッパリと否定されました。
「全然……教授達からもとても助けられて、、、
お友達になってくれた人も多くて、、
私の青春の一番輝いていた時なんです」
初めて親元を離れた異国で
「青春の一番輝いていた時」として
「今でもおもいだすと、、楽しいんです」と言ってくださいました。
私の前には注文した寿司が置かれたままとなりましたが、
彼女が分かち合ってくれた感動で心が満たされて行きました。
(もちろん、間も無くそのお寿司で胃袋も満たされました)