大自然と大都会
8月
13日
マンハッタンは中国人街にあるホテルに到着出来たのは夜の9時頃であった。
その日の朝、目が覚めた時にはニューヨークまでの長旅を信じられなかった。
先ず、ベットから足を床に着けるまで文字通りの七転八倒。
上体を数センチひねっただけで腰から脳にかけて激痛が走る。
15分ほどベット上でのたうち回った挙句、
妻に上体を抱えられながら起き上る。
数歩歩くとこれまた激痛にうずくまる他ない。
ソックスを息子に履かせてもらうがどうもうまくいかない。
前日は彼にしてもらえたのに。。
その日の朝は自力でベットに腰掛けることができた。
今回はすでに激痛と何度も戦って冷や汗が全身に吹き出ていた。
それで足が湿っていて彼には出来ないのであろう。
この日、家族らはなでしこさんと朝早くからレニア山観光に出掛けるため、
ランチのおにぎり作り等に忙しい。
杖が必要なのと、痛み止めの薬や湿布が要る。
妻にはそれらを買いに行っている余裕なく、そそくさと出立。
「俺を見捨てて出かけるのか??」と思わず口走ってしまった(^_^)
本当にこんなんでニューヨークなんかに行くのか、私は、、、
10分後には出発せねばならない現実が信じられない(≧∇≦)
どうやって重たいスーツケースを車に載せるんだ?
ところが、神様は各段階での助け手を備えていてくださっていた。
空港での車椅子の手配については先日の記事の通り。
機内でもフライトアテンダントの気の利いたヘルプがあった。
ニューヨークに降り立った後にも車椅子の手配がしてあった。
地下鉄ホームまでの移動にはエスカレーターを利用し
キャスターでスーツケースを転がして行けば良い。
問題は地下鉄の降車駅だった。
そこにはエスカレーターが整備されてない。
ガーン