5月シアトル・オーナー会
5月
22日
シアトル・オーナー会講師は、
倉地幸徳(くらちこうとく)先生。
簡単な略歴紹介
・1941年 福岡県(現)朝倉市生まれ、高校まで地元に育つ
・1970年 九州大学大学院修了(農学部農芸化学生化学、博士号修得)
半年間助手就任
・1970年―1986年 ワシントン大学時代
1970年 ワシントン大学医学校生物化学科にpostdoctoral
Fellow (Senior Fellow)として研究留学
1971年 生物構造学科に移籍
1974年 生物化学科に戻る
1978年 Research Assistant Professor就任
1983年 Research Associate Professor就任
・1983年―1986年 ハーバード大学
ハーバード大学医学校講師(ワシントン大学併任)
・1986年―2002年 ミシガン大学時代
1986年 ミシガン大学医学校人類遺伝学科Associate
Professor(tenured)就任
1990年Professor就任
2002年退職、名誉教授(Professor Emeritus)就任
・2001年―2010年 独立行政法人産業技術総合研究所時代
2001年 日本政府の招聘で、(独)産業技術総合研究所に
移籍 ジーンディスカバリー研究センター新設、所長就任
2002年 年齢軸生命工学研究センターを新設、所長就任
2010年 産総研退職 名誉研究者就任
・2010年―2012年 九州大学時代
理事・副学長(担当:国際、大学病院、男女共同参画)
・2012年 九州大学を退職、シアトル移住
・2012年―現在
ワシントン大学客員学者(visiting scholar)
Kurachi LLC特別顧問
・2013年 Japanese Art Connection Laboratory (JACLab) advisory
Board
研究領域: 生命科学/基礎医学分野(ヒト遺伝学、生化学、遺伝子治療、バイオテクノロジー、年齢軸恒常性)
教育分野(基礎医学):
ヒト遺伝学(遺伝病の分子機構、遺伝子調節機序)、年齢軸恒常性(調節機序)、及び、研究倫理
現在の身分:ミシガン大学名誉教授/(独)産総研名誉研究者/ワシントン大学visiting scholar
オーナー会のTさんが、
以下のような総評・コメントを書き上げてくださいましたので
紹介します。
「日ごろ忘れがちなどう生きたらいいのかということを
医学的な観点から自分自身見直す
いい機会になりたいへん有意義でした。
おっしゃっていたように我々は必ず死にます。
ユニクロのオーナー柳井正さんも
”この世の中のものはすべて賞味期限がある”
とおっしゃっています。
さて、そうとすれば如何に生きるのかということですが
私の場合は天井が少し見え隠れする年代になりましたので
老化という意味では真剣にならざるを得ません。
習いましたお話を復習していますが
私の記録しましたキーワードは:
遺伝子治療、
年齢軸恒常性、
活力、
動脈硬化、
コレストロール、
フィブリン、
けっしょうばん、
血液凝固、
染色体、
血友病、
遺伝子組み換え、
研究倫理(とても大切)、
プロティンのたいせつさ、
老化、
病気のメカニズム、
成長ホルモン、
研究では先入観はだめ、
年齢軸工学、
高血中濃度、
血流の凝固(30%高くなると老化)、
ホルモンのバランス、
毛生え薬は商売として儲かるなど
たいへんいい言葉を学ばせていただきました。
さて、どう生きればいいのか、
”いっぺんころり”といくには?
血管や血液のたいせつさ、食事や運動など意識して生きていこうと思いました。」