異なる気候区域
2月
21日
ここヴァンクーバー島は、
米国ノースウエストとは明らかに異なる景観が広がっている。
ハイウエイの路肩は雪で覆われており、
そこよりも視線を遠くへ向ければ針葉樹林が散在してる。
ノースウエストでは針葉樹よりもブナなどの広葉樹が密集しているし、
その密集林をくもの巣のようにネット接続するオバケ苔ももちろんない。
結果、視界が広く開かれ空の広さまでもが
異界に来たことを印象付けるものとなっている。
ケッペン気候区分によっても、両者は異なる区域に分けられている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B0%97%E5%80%99%E5%8C%BA%E5%88%86
シアトル圏のノースウエスト地区はCSB(地中海性気候)という気候区域。
温帯に属し、夏季乾燥、月平均気温10℃以上が年に4ヶ月以上となる。
一方、南端を除いたヴィクトリア島はCFC(西岸海洋性気候)の範疇に収まる。
同じ温帯には属しているが、雨季は冬季・夏季の区別なく、年に月平均気温10度以上が3ヶ月以下。このCFCにおさまる主な都市としては北海道の室蘭、ロンドン、パリ、アムステルダム、ベルリンなどとなっていた。