ガリラヤ湖から北方にあるフーラ湖。
朝焼けに映える数千羽の鶴の群れ。
イスラエルとキリスト教会❸〜区別されるその聖書的論証
②メシアの生涯で特筆される出来事の後に、キリスト教会設立がある
その出来事の第一は、メシアの死である。
メシアの死により贖いが成就され、その血潮が教会誕生の根拠となった。
主が新しい新しい組織統一体としての教会誕生の預言を初めて語った(マタイ16:18)直後に、
やがて来るご自身の死をも預言された(マタイ16:21)のは偶然ではなかった。
第二の出来事は、メシアの復活である。
「20 神は、その全能の力をキリストのうちに働かせて、
キリストを死者の中からよみがえらせ、
天上においてご自分の右の座に着かせて、
21 すべての支配、権威、権力、主権の上に、
また、今の世ばかりでなく、次に来る世においてもとなえられる、
すべての名の上に高く置かれました。
22 また、神は、いっさいのものをキリストの足の下に従わせ、
いっさいのものの上に立つかしらであるキリストを、教会にお与えになりました。
23 教会はキリストのからだであり、
いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。 」
エペソ1:20-23
教会がからだであり、メシアはその頭である。
ここで、復活によってのみ「頭」となり得たと教えている。
第三は、メシアの昇天である。
「 7 しかし、私たちはひとりひとり、
キリストの賜物の量りに従って恵みを与えられました。
8 そこで、こう言われています。
「高い所に上られたとき、 彼は多くの捕虜を引き連れ、
人々に賜物を分け与えられた。」
9 --この「上られた」ということばは、
彼がまず地の低い所に下られた、ということでなくて何でしょう。
10 この下られた方自身が、
すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも高く上られた方なのです--
11 こうして、キリストご自身が、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として、お立てになったのです。」
(エペソ4:7-11)
キリスト教会がその組織の働きを始動させる唯一の条件として
聖霊が人々に賜物を与えなくてはならなかった。
これらの聖句は
主の昇天によってのみ聖霊の賜物がもたらされたのを教えている。
ゆえに、
主の十字架による死、
復活、
昇天。
これらの出来事の後に
教会の設立がなくてはならないことになる。
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