「釈迦堂」に関する由緒書きはありません。 建武4年(1337年)の火災で、中尊寺は金色堂以外の全てを 全焼してしまったといいます。 その全焼する前の釈迦堂には100余体もの 釈迦如来が安置されていたという記述がありますが その後の野火で焼失しているので、その後釈迦堂が 再建されて今の釈迦堂になったかどうかは分かりません。 讃衡蔵の向かいは「阿弥陀堂(あみだどう)」 ご本尊は阿弥陀如来。 そして向かって右に小槌を両手で高く掲げた大黒天。 左に蔵王権現(ざおうごんげん)が安置されています。 素敵なご縁を願い、多くの方が参拝されます。 また、こちらのお札所には、蔵王権現が描かれた散華も置かれています。 「鐘楼(しょうろう)」 参道から細長い鐘を見ることができます。 県指定文化財であるこの梵鐘(ぼんしょう)は、 余韻が長く赴きある音を持っていると言われています。 しかし、長い歳月を経て鐘には窪みができ、 今はこの音色を聞くことはありません。 >クリックで大きくなります<