「中尊寺」日帰り旅情編・・・(24)
7月
3日
建武4年(1337年)の火災で、中尊寺は金色堂以外の全てを
全焼してしまったといいます。
その全焼する前の釈迦堂には100余体もの
釈迦如来が安置されていたという記述がありますが
その後の野火で焼失しているので、その後釈迦堂が
再建されて今の釈迦堂になったかどうかは分かりません。
讃衡蔵の向かいは「阿弥陀堂(あみだどう)」
ご本尊は阿弥陀如来。
そして向かって右に小槌を両手で高く掲げた大黒天。
左に蔵王権現(ざおうごんげん)が安置されています。
素敵なご縁を願い、多くの方が参拝されます。
また、こちらのお札所には、蔵王権現が描かれた散華も置かれています。
「鐘楼(しょうろう)」
参道から細長い鐘を見ることができます。
県指定文化財であるこの梵鐘(ぼんしょう)は、
余韻が長く赴きある音を持っていると言われています。
しかし、長い歳月を経て鐘には窪みができ、
今はこの音色を聞くことはありません。
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