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投稿日 2024-09-10 20:45
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
映画監督<濱口竜介>を特集した文芸誌『群像 10月号』が発売されています。同誌の特集は<濱口竜介>が著した仙台・神戸・鎌倉・ソウルなどで開かれたレクチャーが初めて活字化された『他なる映画と 1「映画講座」編』・作品レビューや映画をめぐる論考・エッセイ、日本語未発表原稿を収録した『他なる映画と 2「映...
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投稿日 2024-09-07 20:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『ゴジラ✕市川崑 1977~2006年の現場』は、映画監督<手塚昌明>(1955年〈昭和30年〉1月24日生まれ)の自伝です。 <山口百恵>主演作品『霧の旗』(1977年・監督:西河克己)で映画業界入りした<手塚昌明>は、<市川崑>の監督作『古都』(1980年)に助監督として参加。その後も1...
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投稿日 2024-09-05 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
司法解剖の世界を描いた、<小松亜由美>の『イシュタムの手』(小学館文庫)がありましたが、本書『警察医の戒律(コード)』も司法解剖の法医学者が主人公の物語が3篇収録されており、2022年9月に刊行、2924年8月18日に文庫本が発売されています。 主人公「幕旗治郎」は、犯罪都市ニューヨークの検視局...
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投稿日 2024-08-30 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『人生の道しるべ』は、<宮本輝>と<吉本ばなな>の対談集で、2015年10月に刊行されていますが、2024年8月30日付けで文庫本が発売されています。 <宮本輝>が単行本・文庫本共に〈まえがき〉、<吉本ばなな>が単行本・文庫本共に〈あとがき〉を書いており、ふたりの作家が20年ぶりに出会い、そ...
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投稿日 2024-08-30 20:00
キャリアの扉を開こう
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井前 晋
久しぶりの小説、「国宝」(吉田修一)読みました。極道と梨園、生い立ちの違う二人の若者が壮絶な芸の道をどう生きたかを描いた物語を一気に読ませてもらいました。歌舞伎の世界など理解できない自分ですがすべてを犠牲にしてでも見たい世界を追い求める二人の姿に引き込まれていきます。映画化の話もあり楽しみです。...
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投稿日 2024-08-27 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<桜木紫乃>の前作『ブルース』(2014年12月刊)では、「影山博人」という一人の男に対して8人の女が繰り広げる物語でしたが、その続編となる本書『ブルースRed』は、2021年9月に単行本が刊行され、2024年8月10日に文庫本が発売されています。 小気味よい文体で好きな作家でもあり、場面の展開...
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投稿日 2024-08-22 21:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者<ジョージ・ドーズ・グリーン>は、MWA新人賞受賞作『ケイヴマン』で衝撃のデビューを飾ってから約30年が経ち、待望の第4作目が『サヴァナの王国』です。本書はCWAゴールド・ダガー受賞作品として、歴史の大きな闇を抉りだす、米南部を舞台とするゴシック・ミステリーの傑作です。 ジョージア州サヴァナ...
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投稿日 2024-08-19 05:34
たいぞーのブログ
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たいぞー
夏休み期間、とことん本を読んでインプットすると決めていました! 1日1冊は必ず読んだので、合計9冊読み切りました。 まとめて写真を撮ってみましたが、どれも思い入れ深いです。 これから要点整理を行いますが、特に『THE GOOD LIFE』が衝撃的! やはり、ここぞというタイミ...
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投稿日 2024-08-18 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
NHK2024年度前期放送の「連続テレビ小説」の第110作として、2024年4月1日より放送されているのが『虎に翼』です。<伊藤沙莉>が主演を務め、日本史上初めて男性ばかりの法曹の世界に飛び込んだ、日本の女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長を務めた<三淵嘉子>をモデルとした実話に基づくドラマとな...
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投稿日 2024-08-13 16:18
キャリアの扉を開こう
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井前 晋
話題の新書を1冊読みました。情報と読書の違いは知識のノイズ性にある、読書から得られる知識には偶発性が含まれます。それを受け入れることが私たちが働く中で本を読む一歩につながります。自分から遠く離れた文脈に触れることが読書であるが今の私たちはその余裕がないのかもしれません。今の働く人たちにはノイズを探す...