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投稿日 2017-04-20 11:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
唸りを上げた朝 喉の渇きに目が覚め カーテンの隙間からは 光が走っている 得体の知れぬ風船は膨らみ続け その時を待っているのか それでも いつもと変わらぬ振りして 何処へ向っているのかも分からず 今日一日を塗り潰しに行く 心の地盤は緩々になって 周りの顔色を覗き 何ひとついつもと変わらぬ 肌色が連な...
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投稿日 2017-04-19 21:43
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
散ってしまえば 追いかけるように 若葉の新しい色は眩しくて ぼくは両手をひろげ 春の景色ごと 抱きしめるように さあ進んで行くぞ 終われば始まる季節に 遠慮などいらない まだ輝ける時を 過去になんてしないのさ さあぼくは行く 行く行くぼくは行くのさ...
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投稿日 2017-04-18 23:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ひとがいると ひとりになりたくなって ひとりになると ひとこいしくなって ぼくはわがままで あいかわらず せいちょうしなくて それでもぼくは ぼくをしているわけで それでもひとは ぼくのあいてをしてくれて ありがとうだけは わすれないようにつたえよう...
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投稿日 2017-04-18 11:27
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
戦争が始まってしまうのか 平和な解決がどんどん向こうへ 今の状況では そう把握するしかないようで 私たちは生き残らなければならない 今まで生きてきた知恵を絞りだし 何としても明日に繋げなくてはいけない もし離ればなれなった時のために 家族間で集合場所を決めておこう 食料貯蓄はあるか 薬はどうだ 水は...
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投稿日 2017-04-17 22:09
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
君は言った 始まったばかりだ と 僕はまだ 始まっていない と なのに君は逝った 何も始まらず に そして僕は崩れた 受話器の向こうの嘘 と 君は冷たかった 動かず に 僕は現実が何処か わからず に 君の煙は哀しく 悔しい灰色 で 僕の口からは だらし無く白色 で 君は言った 終わった と 僕も終...
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投稿日 2017-04-17 20:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
布が貼りついたような 少し麻痺した頭 湿った春に吐きそうになる 頑張りすぎた後の夜には いつも耐える時間が必要だ 望んで進んでいる道 悔いなどひとつもないが 疲弊すれば心細くなり 詩を綴っている そして救われて 自分と素直に会話をすれば 静かな言葉の森に遊び 疲れた痛みなら忘れさせてくれる ほんの少...
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投稿日 2017-04-16 23:51
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ここぞという時だ ポエットチャチャを歌うぜ 人生の成功者にはなりたくない 偏屈野郎に見えるだろうが 虚しさの飽和状況にプカプカ浮遊する 不完全な人を完全なる人と認識し そのポリシーが俺を象っているわけだ 凡人の究極型は情けなく振舞って 恍惚足らぬ錆びた美しさ 頂点を消してしまえば哲学が垂れて 俺は口...
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投稿日 2017-04-16 22:27
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
今ぼくはどんな心もちで 詩を綴ればよいのでしょうか けっきょく何かしら 綴っているわけなのですが 世界の状況を見ていると 明日はどうなっているかも わからないくらいに 国と国との挑発が続いて Jアラートが響く その時が 近づいているのでしょうか そんな呑気な感じで 綴っている場合でもありませんが 普...
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投稿日 2017-04-15 20:15
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
平和も戦争も 手の届かないところで コントロールされているのか インターネットで流れる 戦争のニュースを覗いては 他人ごとのように傍観者だった そして今 日本でも戦争が始まってしまうのか わからない 私たちはどうすればよいのか 最新のニュースを随時 確認しては都合よく捉え 想像できないことから逃げる...
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投稿日 2017-04-14 22:47
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕の頚椎はセラミックで 維持されているわけだから 仕事と炊事以外は 低反発のマットレスに 横になっていることが多い だからいつも 身体と話すことが大切なんだ 君の痛みがわからないように 僕の痛みだって誰のものでもない はしゃいでいた頃の身体を 惜しんでも仕方ないこと やっと最近 それを受け入れながら...