救われの森
4月
17日
少し麻痺した頭
湿った春に吐きそうになる
頑張りすぎた後の夜には
いつも耐える時間が必要だ
望んで進んでいる道
悔いなどひとつもないが
疲弊すれば心細くなり
詩を綴っている
そして救われて
自分と素直に会話をすれば
静かな言葉の森に遊び
疲れた痛みなら忘れさせてくれる
ほんの少しだけど大切な時間
表現との出会いは素晴らしい
現実逃避ではなく
自己発見をする旅のようなもの
その時間の喜びに今は感謝している
もし詩が綴れないくらいの
痛みが再び襲うかもしれない
そんな時でも
言葉の森に行けるように
自分の世界を構築しておこう
少しでも痛みから遠ざかり
帰って来られるように今日も森に行く