-
投稿日 2018-08-25 21:38
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
第1作目の <警視庁公安部・青山望>シリーズ に共通しているところです。
-
投稿日 2018-08-16 21:38
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
1983年の東京が舞台。主人公の<波田憲司>は、奨学金とバイトでなんとか下宿生活を過ごしている法学部の大学2年生です。ある日、「日給1万円」というアルバイト募集のチラシを見つけます。そこはテレビにも出ている<北川啓>が主宰しているアンケート調査研究所でした。通行人からアンケートを取り意識調査を行う研...
-
投稿日 2018-08-11 21:38
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
落語家を主人公とする小説は多々ありますが、寄席を取り上げた作品は珍しいなと手に取りました。主人公は3人の弟子を持つ大工の棟梁<秀八>です。「噺(落語)」好きが高じて、寄席の席亭になるのが夢でした。仕入先の材木商<木曾屋庄吉>の勧めで、30両を借り受け(のちに騒動の種になるのですが)、35歳にして席亭...
-
投稿日 2018-08-08 21:38
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者の<島本理生>(1983年5月18日~)は2018年7月18日、『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞したばかりです。7月10日発売の本書は、最新刊です。2015年の芥川賞候補作「夏の裁断」に書き下ろし三篇を加えた文庫オリジナルです。「夏の裁断」「秋の通り雨」「冬の沈黙」「春の結論」の順に物...
-
投稿日 2018-08-04 21:38
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
刊行順とすれば第1作目の『百舌の叫ぶ夜』(1986年2月)に始まり、第5作の『鵟(のすり)の巣』(2002年6月)に次ぐ、久しぶりになるシリーズ復活です。前作では<大杉>の娘<東房めぐみ>は中学3年生でしたが、本書では28歳の刑事として登場していますので、物語としては13年が経過していることになりま...
-
投稿日 2018-08-02 20:01
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
強行犯係出身の<沖田大輝>と警視庁随一の捜査分析能力を持つ<西川大和>という対照的な二人の刑事を主人公とする「警視庁追跡捜査係」シリーズも、第1作目の <高城賢吾> や「アナザフェイス」シリーズの ...
-
投稿日 2018-07-28 21:37
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<宮部みゆき>の著作は、ミステリー・ファンタジィー・時代物と幅広く、本書は江戸を舞台とする<三島屋変調百物語>シリーズの5巻目になります。<三島屋変調百物語>は、川崎宿の旅籠の娘<おちか>を主人公とし、、とある事情から江戸で袋物屋「三島屋」を営む叔父夫妻の元へ行儀見習いとして身を寄せています。しかし店主の身内として習い事に励むよりも、女中として忙しく働くことで自らの過去を頭の隅へと追いやろうとしていた。 ある日、叔父の<伊兵衛>が急な所用のため、訪問が予定されていた客への対応を、<おちか>に任せて外出してしまう。他人に心を閉ざしているおちかは不安に駆られるが、自分を信用してくれた叔父のためにも...
-
投稿日 2018-07-24 21:37
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書は、
-
投稿日 2018-07-19 21:37
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『純喫茶「一服堂」の四季』は、 『珈琲店タレーランの事件簿』 や、<折口良乃>の
-
投稿日 2018-07-15 21:37
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
堂場瞬一は好きな作家のひとりで、<汐灘サーガ>シリーズ、<アナザーフェイス>シリーズ、<警視庁犯罪被害者支援課>シリーズといった警察物を読み継いできています。2001年のデビュー作『8年』で、第13回小説すばる新人賞を受賞したのは警察物ではなく、野球の世界を描いています。その後の『八月からの手紙』(...