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投稿日 2021-07-07 12:00
自律型人財育成コーチのブログ
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山田 武彦
こんにちは。 読書が好きな私は、様々な本を手に取りますが、 なかでも、この本はタイトルに惹かれて購入した1冊です。 「本を読む本」M.Jアドラー C.V.ドーレン著です 題名からは、「なぞかけ」のように感じますが。 内容は、冒頭に「読むに値する良書を、知的かつ積極的に読むための規則を述べたもの」と ...
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投稿日 2021-07-06 20:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<吉川英梨>の本書『十三階の血』は、『十三階の女』、『十三階の神』に続くシリーズ第3作として、2019年11月に刊行、2021年6月13日に文庫化されています。 警察庁の「13階」にある公安の秘密組織が『十三階』とよばれていますが、この組織は国家の異分子を排除すためには、ときに非合法な捜査も厭いませ...
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投稿日 2021-06-29 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
乱読をしていますと割とつながりのある作品と出会う機会が多いようです。<藤原緋沙子>の本書『茶筅の旗』は、徳川と豊臣の大阪冬の陣・夏の陣あたりが時代背景ですが、<澤田ふじ子>の『蛍の橋(上・下)』は徳川家勝利の後の時代が舞台でした。共に茶人「古田織部」が関わってきます。 「千利休」や「古田織部」などの...
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投稿日 2021-06-26 21:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<筒井康隆>は、わたしが高校生の頃に神戸市垂水区に引っ越されてきたこともあり、当時はよく読んでいました。 新潮社の「書き下ろしシリーズ」の『虚航船団』はサイン会でのサイン本として本箱の中に埋もれているはずです。 差別用語事件で「断筆宣言」をされたということで著者の作品としては『文学部唯野教授』が最後...
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投稿日 2021-06-23 21:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『蛍の橋(上)』に続く『蛍の橋(下)』です。当初の単行本での刊行では分冊されていないのが、小気味よい展開で進んでいきますのでよくわかりましたが、読み終りの結末にはがっかりしてしまいました。 本書では、美濃焼の再興を夢見る陶工の「平蔵」とその許嫁の「お登勢」との関係と、徳川家に屈した豊臣家の元家人たち...
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投稿日 2021-06-18 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今回の『蛍の橋(上・下)』は、1999年11月に単行本として刊行され、2002年8月に文庫化にあたり(上・下)の2分冊として発売されています。 大阪夏・冬の陣が結末を迎え、豊臣側の敗北で徳川の治世が始まった頃。名工「蔵右衛門」の孫「平蔵」は恋人の「お登勢」に支えられ、新しい美濃茶陶を復興させる夢をも...
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投稿日 2021-06-12 21:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
前作『女副署長』に続く2作目として『女副署長 緊急配備』が文庫描き下ろしとして2021年6月1日に発行されています。前作の完成度の高さに続編を期待していましたが、本作も前作の主人公「田添杏美」を据え期待通りの面白さで、緻密な構成の伏線も良く楽しめた作品です。 前作で起こった署内での不祥事で「田添杏美...
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投稿日 2021-06-08 20:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『鏡の背面』は、2018年7月に集英社より刊行され、2019年「吉岡英治文学賞」を受賞した作品で、2021年5月25日に文庫本(1188円)として発行されています全一巻650ページの大作です。 同年代の作家ということもあり、『アクアリウム』をはじめ、『仮想儀礼』など実に緻密な構成で、背景に潜む社...
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投稿日 2021-06-01 21:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者<逢坂剛>といえば、公安警察を舞台とした『裏切りの日日』(1986年7月・集英社文庫)に始まる『百舌』シリーズが、まず思い浮かびます。7作目となる『墓碑なき街』の次に完結篇として『百舌落とし』が(2019年8月)に単行本刊行されていますが、文庫本化を待っています。 さて本書『地獄への近道』は、か...
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投稿日 2021-05-29 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<誉田哲也>による『国境事変』は、2007年11月に単行本、2010年6月に中公文庫が刊行されていますが、時代を超えて重く心にのしかかる作品でした。 『ジウ』シリーズの三部作((Ⅰ) ・ (Ⅱ) ・ (Ⅲ))に続く、〈ジウ〉サーガの第4作という位置づけの作品で、『ジウ』三部作に登場した「東弘樹」刑事...