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投稿日 2010-12-14 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
料理写真家<星井裕>を主人公とするシリーズも、2008年8月に刊行された第一作目の
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投稿日 2010-12-13 06:00
日々是勉学
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らっち
11月の読書メーター読んだ本の数:12冊読んだページ数:2744ページおとな二人の午後―異邦人対談気になる一文:本来、洋服の個性を着るんですよね/異国では相手の土俵に立ってみることに加えて、もうひとつ、けっして恐縮しないことが大切なんですね/日本のように、あるものが真実であって、言葉という手段を通じて、真実へ近づくのではないってことですよね。言葉で尽くされたものこそが真実なんだと考える世界なんです/善意から発した悪ほど恐ろしい者はないですから/風が吹かないときは、風を待てばいい/哲学というのは、死ぬまでをいかに美しく生きるか・・・/横へ超えろ読了日:11月01日 著者:五木 寛之,塩野 七生i...
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投稿日 2010-12-08 13:38
四季織々〜景望綴
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keimi
先日気になる本で紹介した 『小さいおうち』を読みました。第143回直木賞受賞作!『小さいおうち』中島京子 著 / 文藝春秋 刊 昭和モダンの記憶を綴るノートに隠されたひそやかな恋愛事件・・・本文より・・・わたしには一軒だけ、ここがわたしの終の棲家と思い定めた家があった。赤い屋根が目に映えるその家は、近隣の目印になっていた。わたしが家の外を掃いていると、二階の窓を開けて奥様が呼んだ。一人の青年が、家の前にイーゼルを立てて、絵を描いていたのを覚えている。世界を封じ込めた家の中で、秘密を抱いて暮らした、忘れえぬ日々。女中の鏡!!のタキは、茨城の田舎煮に引っ込み、細々ながら一人暮らしを続けている。近く...
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高校二年生頃まで、本当に本を読まない学生でした。当然、国語のテストは悪いというか苦手。国語が得意なクラスメイトがいて、何で?と聞くと本を沢山読むからかも?という答え。何を読んでいいかもわからず、当時、彼が読む本を片っ端から借りて読み始めました。社会人になって、ビジネス書も読みますが、気がついてみると本棚は、禅関係か武道関連と偏っています。その一方、子供も成長し、家内と子供二人が同じ文庫本を回し読みするようになりました。自分では手を伸ばさないジャンルをと思い、家族が読む本を手にし始めたのですが、今回は有川 浩シリーズ。 そんな中で、三人ともが泣いたといっていたのが、この「空の中」。 息子は泣きそ...
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投稿日 2010-12-05 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
元町商店街にあります老舗書店「海文堂書店」に、12月1日から4店舗の古書店が集まり、2階店内の一角に古本コーナー「元町・古書波止場」がオープンしています。以前より、県内の古書店とタイアップして「古本市」を定期的に開催されていましたし、1階にはわずかながらの古書のコーナーがありました。元町商店街には、...
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読む本の好みはどうしても偏ってしまいがちです。そこで時々、家族が読んでいる本を手にすることがあります。今回手にしたのが「阪急電車」 有川浩著。とても斬新な面白い視点の物語展開で楽しめました。登場人物の袖も触れ合うのも何かの縁。そして、忘れかけていた日常生活でのシーン。お勧めの一冊です。...
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投稿日 2010-12-02 21:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
薬種問屋「鳳仙堂」の<貞吉(のちの利兵衛)>は、丁稚奉公の末、主人<喜兵衛>の一人娘<おみよ>の婿養子となり、地道に商売を続けていましたが、長男<利一郎>は賭場の借金で勘当され、今は<伊佐次>と名を改め代貸として賭場を仕切っています。ある日偶然に<伊佐次>が見かけた父<利兵衛>は元気がなく、気になり...
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投稿日 2010-11-28 10:33
四季織々〜景望綴
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keimi
『小さいおうち』中島京子・著 文藝春秋 1660円〜昭和初期、ある一家の忘れがたい、秘めた恋の物語女中奉公の記憶を綴るタキの胸に去来する、昭和の家庭風景と奥様の面影、切ない秘密。そして物語は意外な形で現代に繋がり……◆内容紹介◆昭和6年、若く美しい時子奥様との出会いが長年の奉公のなかでも特に忘れがた...
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投稿日 2010-11-20 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者は、<公安捜査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ>・<新公安捜査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ>と公安警察関連のシリーズを重ねてきていますので、この分野の小説として安心して読める作家の一人です。国交省のエリート官僚<伊藤正志>が射殺される事件が起こり、現場に駆け付けた強行犯三係の<鹿取伸介>は、すでに公安部の幹部が集まっている場面に遭遇し...
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投稿日 2010-11-17 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
トクサ村では何十年に一人、角の生えた子供が生まれその子は「霧の城」に捧げられる「生贄(ニエ)」として13歳になると、「霧の城」に出向かなければいけません。角のある子供として生まれた<イコ>は、自分の両親ではなく<村長(むらおさ)>と<継母(ままんか)>に大事に育てられ、神官の到着を待っていましたが、...