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"#詩"の検索結果
  • 朝に飛んで

    洋々たる朝 埃さえ輝きを得て 今日一日の目次は舞い 一つ目の作品 嬉しき朝を歌いだす 空の風が鳴いている 奏でる言葉を探り 会話をする休日には 自由を歓迎する爽快があり 寝床から飛び発とう 昨夜の曇天な心もちから 生き返ったように 希望の晴天が白の文字となり 青に気を遣いながら 自分らしい詩を綴り始...
  • もういいかな

    疲れ果て もういいかな俺 正直に脱力する 立ち上げれないくらいに 沈んでゆく程よい痛みの中 今週の限界に軋む身体 張り詰めた神経は 細く鈍くなり逃げ場所を探る 床を染み込む緩い魂 ザルの目を通るように 容易く何処かへ染み込んでゆく もしかしたら さよならこの世界での俺 やり遂げていないけど もういい...
  • 腹黒

    知らねえなっ 俺がどんだけ腹黒いか 日々を吐き出したら吐露吐露的な 黒いモノがどんどん 溜まっていること まあ、俺がどんだけ腹黒いか って、話だ 因みにその黒いモノ って、書痴の未熟な 文字の集合体って、ところかな えっ、何を言っているか、だって そりゃ、成長の出汁が 俺を腹黒くしている って、こと...
  • 生徒諸君に寄せる/宮沢賢治

    中等学校生徒諸君 諸君はこの颯爽たる 諸君の未来圏から吹いて来る 透明な清潔な風を感じないのか それは一つの送られた光線であり 決せられた南の風である 諸君はこの時代に強ひられ率いられて 奴隷のやうに忍従することを欲するか 今日の歴史や地史の資料からのみ論ずるならば われらの祖先乃至はわれらに至るま...
  • 炊事の詩

    風は強し 身体を揺らしながら帰宅 もう誰もいないリビングの テーブルにiPadを置く 鍋の蓋を開けると 昨夜に仕込んであったカレーが すでに底が見えそうだ ココナッツミルクをたくさん入れ やさしい味になっていた 好評でなにより こんなことで炊事父さんは嬉しい 私はカレーライスと 昨夜のおでんを突っつ...
  • 今日は晴れるって

    二月のどんより空 朝のゴミ出しに風がご挨拶 まだまだ寒いでしょ と、冬の口からはき出され 天気予報では 今日は二十度まで気温が上がるとか 雲の切れ間さえわからない空 ほんとうだろうか 疑いの朝を晴らしてくれ 寒さに気負うことも忘れるから あれれ また布団の中に入って どんより空を思い出しては グレイ...
  • 詩/初

    初の詩人会へ。 初めて詩人たちに会う。 そして、初めて人前で自作の詩を朗読。 まあ、読めた。 たぶん詩の内容は伝わったと思う。 会が終わり、トイレへ。 便器の隣りに貫禄ある詩人。 「良かったよ、詩」 初めて口頭で詩を褒められた。 「出だしの2030年、っていうのがいい。 みんな過去ばかり詩にする。 ...
  • 拒絶の詩

    伝えたいことを 伝えるようとする 靄がかかっていても 詩表現の景色ごと 覗くことができればよい 詩は自由に表現してこそ 文藝の世界だとは思うが 最近、妙に引っかかる クイズのような詩が 俺に拒絶を膨らませては 溜息をつかせている...
  • 追いかけて来る

    村に偏見のある時代 俺はいつも追いかけられていた 泥を投げられ、石を投げられ 人間の底の底 村で何か起きれば 全て我々家族が悪くて 違うなんて言えない 頭を下げることで受け容れれば 我が家になんとか仕事は与えられる 子どもの頃は 毎日のように村人に追われ 俺は頭がイカれたふりをして反発せず なんとか...
  • ふあふあ

    ちょうど真ん中あたりにいるようだ それもなんとなく、そんな感じで 私は良い人なのか悪い人なのか ちっともわからないけど まあ、どうでも 右へ進んでいるのか、左へ進んでいるのか それとも進んではいないのだろうか まあ、どうでも良いことはどうでも良い そういうことでどうでも良い 何のための何さえ思い出せ...
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