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投稿日 2018-10-19 11:29
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
アズマヤマアザミ(東山薊);山地の沢沿いの林の縁や林内に生える多年草(複数年のあいだ育成する植物)。九州や四国に分布するヤマアザミに対し、関東地方に多いことからその名が付いた。三河地方のものは葉が浅裂~中裂のものが多く茎や葉裏に白色の軟毛がある。茎は、直立~斜上し下部で枝分かれが少なく中部以上で分枝...
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投稿日 2018-10-14 11:30
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
イズカニコウモリ (伊豆蟹蝙蝠);イズカニコウモリは、伊豆半島、主に天城山脈で見られる固有種。山地の林下などに生える多年草。カニコウモリは亜高山帯でふつうに見られるが、イズカニコウモリは低地の林床に群生している。系統的にイズカニコウモリは、カニコウモリよりもヤマタイミンガサに近異様である。茎高は、4...
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投稿日 2018-10-04 22:55
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
マヤラン(摩耶蘭);摩耶蘭は、ブログルで幾度となく綴った。絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている花。我が家周辺では、白花(薄緑色一色)種のサガミランは、見ていない。泉の森のマヤランは、茎数が年々増えているが近くで見たギンリョウソウが消えてしまった。同様な、胞子によって繁殖する腐生植物なのに。植物の生育...
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投稿日 2018-10-03 20:40
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
オニタビラコ(鬼田平子) ;タビラコより大型の意味でオニ(鬼)と名付く。空き地、道路わきなど等に生育する。痩せ地では10cm程度の背丈だが、環境が良い場所では1mの高さにまで成長する。学名は、japonicaだが分布域は広く東南アジアやオーストラリアにも自生してる。花茎は太く直立し紫色を帯び、切ると白い乳液がでてくる。茎、葉は軟毛で覆われている。根生葉はロゼット状で頂裂片は三角状卵形で先は丸い。下部の葉は根生葉に比べ、先がとがる。茎の上部の葉は少なく、小型で少し褐紫色を帯びることが多い。茎の先に直径7~8mmの黄色の頭花を散房状に多数つける。総苞は、円筒形。花は複散房花序につき舌状花は黄色。タ...
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投稿日 2018-10-03 09:35
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zakkah
シュウカイドウ(秋海棠);中国原産で古くから園芸用庭花として多用されているが、各地で野生化し自生している。花がカイドウ似、秋に花を咲かせる事で名前が付いた。和菓子のような花弁や蕊。全体多肉質でみずみずしい。茎はしばしば赤味を帯び、よく分岐して直立する。葉は偏心形でやや肉質の毛がまばらにあり、縁には鋸歯があって、長い柄で互生する。茎の頂に分岐した花序を出し、淡紅色の雌雄別の花を多数つける(日本帰化植物写真図鑑)。世界では、アフリカに約150種、中央~南アメリカに600種以上、アジアに600種以上がある。中国では、全草・塊茎を薬用にする。* * * * *《時節感慨...
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投稿日 2018-09-24 14:15
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zakkah
マーガレットコスモスは、南アフリカに自生する常緑性の亜低木。フランスギクとキバナコスモスが合わさった名前が付けられている。夏から秋に開花。暑さにも、寒さにも強い。森林の端等でよく見かける。茂み(bush)を好む??英語圏ではアフリカン・ブッシュ・デイジーと呼ばれる。花期になると茎の頂部の葉の付け根か...
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投稿日 2018-09-17 09:07
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
道路の側溝の際から、【キリ(桐)】が伸びていました。【キリ】は、シソ目のキリ科 に分類されています。以前はゴマノハグサ科に分類されていました(あるいはノウゼンカズラ科)。キリ属の落葉広葉樹。漢語の別名として白桐、泡桐、榮。 属名は<シーボルト>が『日本植物誌』(1835年)においてロシア大公女でありオランダ王ウィレム2世の王妃<アンナ・パヴロヴナ>に献名したもの。ただし<シーボルト>が与えた学名は「P. imperialis」でしたが、後に<ツンベルク>が1783年にノウゼンカズラ科ツリガネカズラ属として「Bignonia tomentosa」と命名していたことが判明して1841年に現在の「...
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投稿日 2018-09-16 09:09
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ご近所の玄関口にてプランターで【ショウキズイセン(鍾馗水仙)】を育てられていました。温暖な四国、九州、沖縄の山野に自生するヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)の多年草です。同属の仲間に「ヒガンバナ」、「ナツズイセン」、「キツネノカミソリ」などがあります。花期は9~10月ごろで、ヒガンバナ属の中では...
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投稿日 2018-09-15 19:45
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
チカラシバ(力芝) ;秋口に良く見かける野草。根が強く張り、茎も丈夫で簡単には手で引き抜けない。チカラシバの名前由来。雨露に光る光景は、結構みごたえがある。葉は、線形で葉鞘は平たい。葉鞘口部に長毛があり葉舌は、発達せず細い毛の列となる。茎は枝分かれしない。花穂は円柱形で直立し暗紫色。剛毛に包まれた小穂は披針形。* * * * *《時節感慨・・呟記・・》“暑い・・熱い初祝月”と思ったら、ここ数日、急に気温がさがった。秋の長雨になってしまうのか! やはり季節感・・・ありと思う。今夏の暑さといったら半端ではなかった。以前、アフリカ大陸で遭遇した暑さ程に!!おかげで自宅...
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投稿日 2018-09-11 15:03
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
クズ(葛);葛湯や葛粉として、根は葛根湯として薬用に用いられている。蔓で繁殖し、都会でも空き地やフェンスで良く見かける。秋に赤紫の花を付けるが、一般的には邪魔物あつかい。が、褐色に変る直前の黄色の葉は、けっこう見ごたえがある。一面ジャングルのように生い茂るクズは、秋の七草の一つ。地下茎に吉野葛の原料としても利用されるデンプンを蓄えている。大きな葉で茂っているやに見えるが、3小葉、葉裏は、白毛が密生する。葉表の毛の量は個体差があり、ほとんど無いものも見られる。茎は長く伸び太くなると木質化、茎には褐色の開出毛が密生する。花は、葉脇から上に伸ばした総状花序に密生してつく。葛は、扁平で小さな種子、日本...