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投稿日 2016-02-21 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
前作 『ルーキー』 に次ぐ、<刑事の挑戦・一之瀬拓真>シリーズの2冊目が本書です。 前作では、交番所勤務3年を経て千代田署刑事課の刑事になった25歳の<一之瀬拓真>が、勤務初日から殺人事件に遭遇、48歳の先輩刑事<藤島一成>の手ほどきを受けながら捜査のイロハを覚えていくという、まさに新人刑事の登場で...
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投稿日 2016-02-19 21:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2000年に『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞、2015年10月発刊された『Lillers』が100冊目となる多作な作家で、また2作目の『雪虫』で始まる<刑事・鳴沢了>シリーズをはじめ、<警視庁追跡調査係>シリーズや<捜査一課・澤村慶司>シリーズなど、わたしの好きな刑事物の著作も多く、なかなか...
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投稿日 2016-02-17 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
クラスター爆弾で妻子を失った天才プログラマー<サミル>は、イスラエルに復讐するためにコンピューターウイルス「モナ」を開発、イスラエルの銀行のプログラムに侵入させます。 かたやスェーデン王立工科大学教授<エリック>は、脳波とコンピュータを接続し、脳波でパソコンでの立体操作を構築できる「マインドサーフ」...
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投稿日 2016-02-14 21:31
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ファルコン
本書は三部構成ですが、一章を読むごとに物語はどんでん返しを繰り返し、終わりはにんまりとしてしまいました。 30歳の看護師<アレックス>は、ある夜見知らぬ男に拉致され、使われなくなった廃屋のなかで木組みの檻に詰め込まれ、裸のまま麻のロープで釣り上げられて閉じ込められてしまいます。 読者はこの哀れな女性...
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投稿日 2016-02-11 21:07
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ファルコン
インテリア会社の会長<瀬戸一弘>が、家族に行先も告げずに旅行に出かけ、奥矢作湖で他殺体として発見されるところから物語は始まります。 孫の<雨宮正惠>は、葬儀のあとから祖父<一弘>の遺品が宅急便で届き、意味ありげな文面が気になり、祖父の死の真相を探るべく足取りを確認していきます。 そんな折、<正惠>は...
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投稿日 2016-02-07 21:27
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ファルコン
真昼間の12時前、書き込み掲示板 ” ちゃんねるQ ”に、「今、渋谷。これから人を殺します」と書き込んだあと、軽トラックでスクランブル交差点に突っ込み、11人を無差別に殺した犯人は、センター街の喫茶店に逃げ込みます。 喫茶店には店員と客を合わせて10人が人質となり、警視庁の交渉人として<渡瀬博之>警...
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投稿日 2016-02-05 08:52
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ファルコン
バチカン市国の神父であり奇跡調査官の天才科学者<平賀・ヨゼフ・庚>と、彼の良き相棒であり友人の<ロベルト・ニコラス>神父が、世界中の<奇跡>を調査し、その裏に隠された事件を解決してゆく事件簿が<バチカン奇跡調査官>シリーズで、本書で第9巻目になります。 今回は、ノルウェイの伝説として、ラグナロワ(終...
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投稿日 2016-01-31 21:31
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ファルコン
国内で活躍する警察モノは多数ありますが、外国の大使館などと関連して諜報機関として動いている外事警察モノは、数少ない感じです。 外事警察の極秘書類がネット上に流失事件が起こり、警察上層部は公安部に移動した<松沢陽菜>に調査をさせますが、犯人はもと上司の<住本健司>だと判明、<松沢>は彼が手ごまとして使...
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投稿日 2016-01-28 21:28
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ファルコン
コンピュータプログラムを作成する<エールシステム社>に勤める、26歳のSE(システムエンジニア)<神谷翔>を主人公に据え、コンピューターにまつわる事件や、SNS関連の事件を解決していく話が、三話納められています。 <神谷>自身は、10年前にハッカーとして活躍、一度警察に検挙されたことがありますが、そ...
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投稿日 2016-01-26 21:26
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ファルコン
主人公は、渋谷猿楽町署の29歳の刑事<一条風太>で、3年前の火事場で幼児を助けた際に左ほほに大きな火傷の傷跡が残り、女性と縁のない生活を送っています。 ある日妹の友人が警察署に<一条>を訪ねてきた縁で、モノに残っている残留思念を読み解く超能力者<井伏美潮>と知り合い、彼女の協力で無事に事件を解決、そ...