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"#昭和史"の検索結果
  • 生産性運動と国労 生産性運動中止へ マスコミと連携した国労の反撃 第一話

    長らく開けてしまいましたが、久々に再開したいと思います。国労は生産性運動に関して、未だ未だ有効な決定打を打ち出すことが出来ずにいました。さらに、鉄労は10万人結集を合い言葉に国労・動労組合員の引き抜きを行なっていたことは前述の通りです。生産性運動教育を経て、国労から鉄労へ移籍する人たち当局の生産性運動と、生産性運動教育を受けた職員が、ストライキばかりする国労から、国鉄再建を目指すにはストライキではなく自らが働くべき何だと言うことで、鉄労へ加入する動きが加速していきました。当然、鉄労自身も積極的に勧誘に動くわけですが、現場では、組合による差別的行為が行われているとして、国労本部は、現認した時点で...
  • 鉄労から見た当局の生産性運動 第四話

    長らく更新できていませんでしたが、ひさびさに更新させていただきます。今回も鉄労からみた生産性運動と言うことを中心にお話をさせていただこうと思います。労使協調宣言を前面に打ち出す鉄労国鉄という組織の中で鉄労という組合は、国労内の民同右派から派生した(同盟に所属するグループ)であり、当初から労使協調を方針として掲げていたのが特徴で、同じく公務員組合である郵便局の全郵政同様、国労からは「第二組合」とか「御用組合」(いずれも当該組合からすれば蔑称)などと呼ばれていました。しかし、生産性運動のさなかで、鉄労はその構成員を大幅に増やすことに成功しました。一時期は10万人に手が届くとして積極的にオルグが行わ...
  • 鉄労から見た当局の生産性運動  第二話

    二ヶ月も開けてしまいましたが、再び生産性運動とその取り巻く環境ということでお話しをさせていただこうと思います。国鉄幹部の生産性研修、管理局の局長クラス及び本社の局長クラスの研修を開始国鉄が自製の生産性運動の取組始めた頃、国鉄本社では管理局などにあっても管理職の生産性運動が始まっていましたが、本社のあっては生産性運動に関しては冷ややかな幹部もいたと言われています。その辺は、大野光基著、「国鉄を売った官僚たち」にも出てきますが、昭和46年度経営計画が理事会で決定され、国鉄としての独自の生産性運動がスタート、経営理念として以下のような文言が刻まれました。「われわれは、人間尊重の理念に基づいた経営に徹...
  • 鉄労から見た当局の生産性運動

    鉄労は結成当初から生産性運動を提唱生産性運動は、鉄労にしてみれば組合結成当初(新国労時代)からの理念であり、生産性運動の3原則雇用の維持拡大労使の協力と協議成果の公正な分配が、その根底にあるものであるとしていました。食い違う組合の考え方鉄労にしてみれば、国鉄当局が合理化を推進するために、生産性運動を導入したという考え方に立っていたの対し、国労・動労は鉄労が当局の施策に乗っかってちゃっかり組合員を増やしているという発想になったわけです。実際は、鉄労が新国労と呼ばれた時代から生産性運動の理念を提唱しており、合理化の推進は生産性を高めることであるとして、合理化に反対であった国労・動労の反合理化闘争と...
  • 生産性運動と国労 生産性運動中止へ 第二話

    国労、動労が不当労働行為の証拠を積み上げていくとしていた時期、鉄労の方はどのような状況であったのでしょうか。鉄労の、国鉄民主化への道を参照しながらお話しをさせていただこうと思います。ストライキか合理化か・・・揺れる国鉄と、春闘さて、当時の国鉄はどのような状況だったのでしょうか。国鉄を含む公労協が5月20日に24時間ストを計画しているとして公共企業体等労働委員会 以下公労委と略す)の合同調停委員会は、19日夕方から三公社五現業の賃金調停作業に入るべく準備をしていたそうです。・・・しかし、所定の時間になっても一向に国鉄労使が姿を見せなかったそうです。公労委としては、国鉄のストライキを回避させるため...
  • 生産性運動と国労 生産性運動中止へ 第一話

    生産性運動に対して決め手を欠く、国労と動労生産性運動に関しては、国労自身が組織の危機を感じて本格的な反論を開始したのが、昭和46年1月に入ってからでした。前述の、「ウソだよ生産性運動」(初期はクタバレ生産性運動だったそうです)のような、ビラを配布したり、あの手この手で、生産性運動を批判していました。特に、昭和46年1月以降、国労は「総力戦」の方針を固め、従業員意識(「国鉄一家」意識)の払拭、階級意識に立った労働組合運動の継続発展、簡単に言えば、職制は、資本家階級の使用人であり、労働者階級の敵であると言う意識付けであり、鉄労はこうした手段を、マルクス・レーニン主義そのものであると厳しく批判してい...