長らく更新できていませんでしたが、ひさびさに更新させていただきます。今回も鉄労からみた生産性運動と言うことを中心にお話をさせていただこうと思います。労使協調宣言を前面に打ち出す鉄労国鉄という組織の中で鉄労という組合は、国労内の民同右派から派生した(同盟に所属するグループ)であり、当初から労使協調を方針として掲げていたのが特徴で、同じく公務員組合である郵便局の全郵政同様、国労からは「第二組合」とか「御用組合」(いずれも当該組合からすれば蔑称)などと呼ばれていました。しかし、生産性運動のさなかで、鉄労はその構成員を大幅に増やすことに成功しました。一時期は10万人に手が届くとして積極的にオルグが行わ...