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投稿日 2020-06-17 09:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
雨の降る日続く梅雨時の天気ですが、晴れ間を縫ってここぞとばかり」チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科テングチョウ亜科テングチョウ属の 【テングチョウ(天狗蝶)】が、活動しています。和名は成虫の頭部の触角の内側に<パルピ(下唇髭)>と呼ばれる器官が長く伸び、これを天狗の鼻に見立てて和名が付けられています。 テングチョウ亜科は全世界に10種類ほどが知られていますが、日本に分布するのは1種類だけです。これらはタテハチョウ科の亜科の1つとして分類されていますが、かつてはテングチョウ科 として独立した科で扱われていました。山地から平地の雑木林の周辺に生息し、成虫は年1回もしくは2回発生します。最初に発生する...
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投稿日 2020-06-15 10:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
バンダイは、カプセルトイフィギュア「すずめばち」を、2020年6月15日から全国の玩具売り場などに設置されたカプセル自販機(1回500円・税込)で順次発売します。「だんごむし」「かめ」など「いきものシリーズ」で培った技術を集約したという最新作になります。昆虫界最強「すずめばち」を生物学的に研究し、全高約150/115ミリ、全幅約200/165ミリサイズとリアルなビッグサイズな造形で再現されています。実際の蜂同様に≪針≫が出てくる仕組みや、あごの開閉、触覚の角度調整など計18か所の可動ギミックを備えています。普段見ることが難しいという舌や、昆虫の≪翅≫に見られる脈「翅脈(しみゃく)」なども忠実に...
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投稿日 2020-06-14 09:04
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
灯りに呼び寄せられたのか、【クロオオアリ】の羽蟻が迷い込んできました。せわしなく動き回りますので、きれいな撮影はできませんでしたが、大きな爪顎などの特徴はとらえていると思います。この時期の羽蟻ですので、「ヤマトシロアリ」かと心配しましたが、ハチ目・アリ科・ヤマアリ亜科・オオアリ属に分類される【クロオ...
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投稿日 2020-06-10 09:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
昆虫として幼虫が、不活動体の「蛹」を経て成虫になる現象の「完全変態」として成長しますチョウ目(麟翅目)ドクガ科マイマイ属の 幼虫(ケムシ) を多く見かける割には、「蛹」を見かける機会は少ないように感じています。無防備な「蛹」の状態で襲われないような場所で「蛹」になっているのだと思います。蛇足ですが「トンボ目・バッタ目・カメムシ目は「蛹」にならない「不完全変態」として成虫になります。幼虫(ケムシ)をよく見かけます樹々の周辺を念入りに観察して、ようやく【マイマイガ】の「蛹」を見つけることが出来ました。卵は春に孵化し、2か月ほどで蛹になり、12~15日ぐらいで羽化します。成虫は樹木などに産卵、卵塊は...
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投稿日 2020-06-09 11:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
白い壁に、写真では大きく見えますが、体長12、3ミリ程度の昆虫を見つけました。直感的に、頭部の大きな複眼と前翅の模様から、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科ハンミョウ亜科の「ハンミョウ」の一種かなとおもえたのですが、同定できませんでした。前翅に見られる縦筋ではなく斜めに入る特徴ある筋模様と先端にある斑入り模様、肢や触角の黒褐色と薄茶黄色の二色の形から同定材料としては十分かなと考えていたのですが、難しい作業になりました。次に探したのは、前翅に模様を持つ特徴からして同じオサムシ科ゴモクムシ亜科の「ゴミムシ」ですが、これまた辿り着くことが出来ませんでした。一般的に ...
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投稿日 2020-06-08 14:46
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ファルコン
久しぶりに翅の模様が特徴的なチョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科カノコガ亜科の
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投稿日 2020-06-08 09:06
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ファルコン
小枝の木切れかと見間違いそうな、擬態の細長い50ミリほどの長さの「ミノムシ」と遭遇しました。自然環境の中では、もはや見る機会が少なくなりました「ミノムシ」です。「ミノムシ」とは、チョウ目(麟翅目)ミノガ科というグループに属する蛾の幼虫の総称で、日本では40~50種類ほどが知られているようです。その中でもよく見かけるのが、「チャミノガ」 の2種類だとおもいますが、どちらも形状的に太く、このような細長い姿ではありません。蓑を剥いたとしても、「ミノガ」の同定ができるわけでもありませんので、今後のために記録としておきます。図鑑の写真では、「Taleporia tubulosa」によく似ていましたが、日...
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投稿日 2020-06-08 08:26
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ファルコン
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休館していた兵庫県佐用町船越の「佐用町昆虫館」(佐用郡佐用町船越617)が6日、例年より2カ月遅れで開館しています。1971年に県立の昆虫館としてオープンし、2008年に廃止になりましたが翌2009年からNPO法人「こどもとむしの会」が指定管理者として運営にあたっ...
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投稿日 2020-06-07 09:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「蛾」とは思えぬ白色の翅をもち 、白地に2対の灰褐色線があり、後翅に小さな赤小紋を持つチョウモク(麟翅目)シャクガ科エダシャク亜科の【コガタツバメエダシャク】です。後翅の斜め線は後角付近に入るように曲がる特徴がみられます。幼虫はヤナギ科、カバノキ科、ブナ科、クスノキ科、アワブキ科、マタタビ科、ツバキ科、ツツジ科、エゴノキ科、スイカズラ科、カエデ科の葉を食べます。成虫は花の蜜を食べます。同属の【ウスキツバメエダシャク】や【ツバメエダシャク】などに似ていますが一回り小さく、大きさは、開張 30~40mm 前翅長 20mm程度。北海道,本州,四国,九州に分布、出現月(羽化する月)は、5~10月平地~...
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投稿日 2020-06-06 18:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
リハビリに出向いています施設の中庭で