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投稿日 2020-03-16 20:03
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
初出としては、1982年と古い作品ですが、中公文庫版として読みました)『雲奔る』です。 幕末の隠れた米沢藩の下級志士「雲井龍雄」の物語です。「雲井」は著者の<藤沢周平>さんと同じ山形県出身です。江戸末期から明治へと転換してゆく時代も大きな流れに隠れた亡くなった同郷の志士に共感するものがあったのでしょ...
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投稿日 2020-03-07 20:03
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ファルコン
本書『アンカー』は、 『スクープ』、 『ヘッドライン』 と続くジャーナリズとしての報道番組を舞台とした「スクープ」シリーズの第4作目になります。 報道番組『ニュースイレブン』のスクープ記者「布施恭一」は、10年前に起きた未解決になっている大学生刺殺事件に興味を持ちます。 未解決事件の捜査を継続する警...
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投稿日 2020-02-20 16:02
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ファルコン
フランス映画『レ・ミゼラブル』が新潮社とコラボ。新潮文庫から刊行されている<ヴィクトル・ユゴー>の小説『レ・ミゼラブル』(訳:佐藤朔 )の「帯」で映画が紹介されています。 <ヴィクトル・ユゴー>(1802年2月26日~1885年5月22日)が1862年に発表した『レ・ミゼラブル』は、フランスロマン主...
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投稿日 2020-02-10 20:02
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ファルコン
第1巻目の 『交錯』 に始まる、足で稼ぐ強行班種l瑠真の行動は刑事「沖田大輝」と警視庁随一の捜査分析能力を持つ知性派刑事「西川大和」を主人公とする「警視庁追跡捜査係」シリーズとして、前作8巻目 『脅迫者』 に次ぐ第9巻目となるのが本書『垂れ込み』です。 捜査が終わった未解決事件を追い続けている「追跡...
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投稿日 2020-02-07 20:07
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<岸田るり子>の作品としては、 『天使の眠り』 以来久しぶりに手にしました『Fの悲劇』(2019年4月15日・文庫本刊)です。タイトルの『○の悲劇』といえば、大御所<エラリ・クイーン>のシリーズをを思い出させますが、直性的には関係がありませんでした。 絵を描くことが好きな少女「さくら」は、ある日、月...
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投稿日 2020-01-28 20:01
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<山岡淳一郎>の『ゴッドドクター徳田虎雄』(2020年1月7日刊行)は、2017年11月25日に刊行された単行本『神になりたかった男徳田虎雄』(平凡社)の文庫版になります。 しかし、著者<山岡淳一郎>によりますと、「文庫化に際し、これほど原稿を読み直し、加筆、改稿を重ねたことは過去になかった」そうで...
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投稿日 2020-01-25 20:01
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<宮部みゆき>の 文庫本3巻の 『悲嘆の門 (上)』 ・ 『悲嘆の門 (中)』 と読みつぎクライマックスの『悲嘆の門 (下)』となりました。 相変わらず連続殺人事件の犯人探しに、元警視庁刑事の「都築」と奔走する「三島幸太郎」です。「都築」は第一の殺人事件と思われる苫小牧の殺人現場まで出向き、「ガラ」...
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投稿日 2020-01-24 20:01
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ファルコン
前回(4)の 『悲嘆の門 (上)』 に続く 『悲嘆の門 中)』になります。 アルバイト先のサイバーパトロール会社「クマー」の同僚「森永」の行方不明事件を追及している「三島孝太郎」は、探し出した通称「お茶筒ビル」に潜入しますが、そこで元刑事の「都築」と鉢合わせしてしまいます。「都築」も屋上のガーゴイル...
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投稿日 2020-01-22 20:01
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本書『悲嘆の門』は2015年(平成27年)1月20日に単行本(上・下)2冊で刊行されていますが、文庫本では2017年(平成29年)12月1日に(上・中・下)の3分冊として発行されています。 序章部分の導入部に母子家庭の親子が登場5歳の女の子「真菜(マナ)」が登場しますが、これがのちの大きな伏線となり...
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投稿日 2020-01-12 19:01
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本書『残り全部バケーション』は、2012年12月に単行本として刊行され、2015年12月25日に文庫本が発行されています。 連作短編として5篇が収録されていますが、どの短篇も全体を構成するそれぞれの伏線となっており、読後にド~ンとくる「伊坂ワールド」に浸れます。 物語は、「毒島」を頂点とするあくどい...