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投稿日 2020-04-09 11:04
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
新潮社は8日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、人気に火が付いたノーベル文学賞(1957年)受賞作家<アルベール・カミュ>(1913年11月7日~1960年1月4日)の長編小説『ペスト』(新潮文庫)の発行部数が、100万部を突破したと発表しています。新潮社によりますと『ペスト』は、1947年にフラ...
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投稿日 2020-03-26 20:03
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テレビドラマのシーズン2が<栗山千明>主演で、4月11日(土)からBSテレ8で放送されることが決定しています 『サイレント・ヴォイス』 にはじまり、本書『ツィン・ソウル』で8巻目になります。取り調べ中の被疑者の行動・しぐさで、相手の「嘘」を見抜く通称「エンマ様」こと「楯岡絵麻」を主人公に据え、難解な...
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投稿日 2020-03-20 20:03
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病院内で発生するトラブルに対して危機管理を行う元警視庁公安部の警部「廣瀬知剛」を主人公とする「院内刑事」シリーズとして、 『院内刑事ブラック・メディスン』 に次ぐ第3弾が本書『フェイク・レセプト』「2020年2月14日刊)です。連作短編集として、プロローグに始まりエピローグの間に、8章からなる短篇の...
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投稿日 2020-03-16 20:03
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初出としては、1982年と古い作品ですが、中公文庫版として読みました)『雲奔る』です。幕末の隠れた米沢藩の下級志士「雲井龍雄」の物語です。「雲井」は著者の<藤沢周平>さんと同じ山形県出身です。江戸末期から明治へと転換してゆく時代も大きな流れに隠れた亡くなった同郷の志士に共感するものがあったのでしょう...
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投稿日 2020-03-07 20:03
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本書『アンカー』は、 『ヘッドライン』 と続くジャーナリズとしての報道番組を舞台とした「スクープ」シリーズの第4作目になります。報道番組『ニュースイレブン』のスクープ記者「布施恭一」は、10年前に起きた未解決になっている大学生刺殺事件に興味を持ちます。未解決事件の捜査を継続する警視庁の特命捜査対策室...
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投稿日 2020-02-20 16:02
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フランス映画『レ・ミゼラブル』が新潮社とコラボ。新潮文庫から刊行されている<ヴィクトル・ユゴー>の小説『レ・ミゼラブル』(訳:佐藤朔 )の「帯」で映画が紹介されています。<ヴィクトル・ユゴー>(1802年2月26日~1885年5月22日)が1862年に発表した『レ・ミゼラブル』は、フランスロマン主義文学を代表する大河小説です。貧しさに耐えかねてたった1つのパンを盗んだことがきっかけで19年もの服役を強いられた男「ジャン・ヴァルジャン」をめぐる壮大な愛と革命の物語がつづられています。日本では明治以降たびたび翻訳され、数々の出版社から刊行され続けてきました。フランス語で「惨めな人々」を意味するタイ...
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投稿日 2020-02-10 20:02
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第1巻目の 『脅迫者』 に次ぐ第9巻目となるのが本書『垂れ込み』です。捜査が終わった未解決事件を追い続けている「追跡捜査係」ですが、15年前に発生した上野駅での通り魔殺人事件の犯人を知っているという「垂れ込み電話」が「山岡」という男から入り、電話を受けた「沖田」は待ち合わせ場所に出向くのですが、現れ...
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投稿日 2020-02-07 20:07
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<岸田るり子>の作品としては、
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投稿日 2020-01-28 20:01
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<山岡淳一郎>の『ゴッドドクター徳田虎雄』(2020年1月7日刊行)は、2017年11月25日に刊行された単行本『神になりたかった男徳田虎雄』(平凡社)の文庫版になります。しかし、著者<山岡淳一郎>によりますと、「文庫化に際し、これほど原稿を読み直し、加筆、改稿を重ねたことは過去になかった」そうです。そして出来上がった文庫本は、「まるで新たに書きおろした」ような作品に再生したとか。徳洲会は日本最大級の病院グループです。1973年に<徳田虎雄>という一人の医師が徳田病院を開設したことに始まります。病院数71、職員3万3340人、年商は4600億円 (2019年3月現在)。<徳田虎雄>氏はこの巨...
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投稿日 2020-01-25 20:01
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<宮部みゆき>の 文庫本3巻の 『悲嘆の門 (中)』 と読みつぎクライマックスの『悲嘆の門 (下)』となりました。相変わらず連続殺人事件の犯人探しに、元警視庁刑事の「都築」と奔走する「三島幸太郎」です。「都築」は第一の殺人事件と思われる苫小牧の殺人現場まで出向き、「ガラ」の助言で犯人を突き止め、現地...