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投稿日 2021-02-23 21:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『薔薇を拒む』 以来、久しぶりに<近藤史恵>(51)の本書『インフルエンス』を手にしました。2017年11月に文藝春秋から単行本が刊行されていますが、2021年1月に同社から文庫本が発行されています。 主たる登場人物は少ないのですが、何とも複雑な人間関係を主軸に扱い、最後に驚くべき結末が用意されてい...
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投稿日 2021-02-20 22:05
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ファルコン
前作読みました著者の「院内刑事(デカ)」シリーズの 『院内刑事 パンデミック』 も新型コロナウイルスを扱ったタイムリーな内容でしたが、本書『紅旗の陰謀』(2021年1月10日刊・文庫描き下ろし)も、元警視庁公安部出身の経歴をいかんなく発揮した内容でした。 本書『紅旗の陰謀』は、警視庁公安部長の密命を...
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投稿日 2021-02-18 21:05
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ファルコン
著者<藤岡陽子>さん(49)は、本書の文庫本解説によりますと10冊ばかりの著作があるようですが、初めて『手のひらの音符』を読みました。同志社大学文学部卒業後、報知新聞社を経て、タンザニア・ダニエスサラーム大留学、帰国後、法律事務所勤務、結婚を機に、慈恵看護専門学校を卒業し看護師として働きながら小説を...
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投稿日 2021-02-16 20:05
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ファルコン
数多くある<西村京太郎>の著作ですので、息抜きの読書といえども選択するのに悩みます。今回は、本書『東京・松嶋殺人ルート』の第1章のタイトル「東京(6月15日)」が目につき、相方の誕生日であるということで手にしました。 東京で初老の男女が相次いで亡くなります。男は交通事故死、女は溺死でした。二人とも亡...
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投稿日 2021-02-14 20:05
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ファルコン
昨年末 『十津川警部の抵抗』 を最後として、何冊か続けて読んでいました<西村京太郎>の再登場です。本作『山形新幹線「つばさ」殺人事件』は、1993年1月「カッパノベルス」として刊行され、1995年12月20日に(光文社文庫)として発売されています。 表題の山形新幹線「つばさ」は、1992年7月1日よ...
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投稿日 2021-02-11 21:05
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ファルコン
著者自身が現役の石である<南木佳士>の著作は、エッセイ集として、『こぶしの上のダルマ』 ・ 『からだのままに』 ・ 『トラや』 ・ 『いきているかい?』 などを読んできていますが、小説としての作品を読んでいないことを、昨年2月に公開されました<村橋明郎>監督による 『山中静夫氏の尊...
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投稿日 2021-02-02 21:05
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本書は前作『令嬢弁護士桜子 チェリー・ラプソディ』(2019年・10月5日・幻冬舎文庫)に続く2作目で、正式な題名は、『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』です。 玉川パートナーズ法律事務所に所属する弁護士「一色桜子」は、祖父が購入した土地の賃貸収入で高級住宅街田園調布の一画に住居を構える法曹一家...
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投稿日 2021-01-31 21:05
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ファルコン
<堂場瞬一>の 『検証捜査』 に始まる『☓☓捜査』シリーズとして、 『凍結捜査』 に次ぐ6作目になる『共謀捜査』は、文庫本書き下ろしとして2020年12月25日に発行されています。 フランス・リヨンにある国際刑事警察機構(ICPO)に出向している警察官僚の「永井」が、帰宅中に拉致されてしまいます。同...
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投稿日 2021-01-28 21:05
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ファルコン
武士道の世界を舞台として、ホロットさせられる人情物語の語り手として好きな作家の<葉室麟>の『蛍草』は、2015年11月15日に文庫本になっています。 また、2019年に『螢草 菜々の剣』と題しNHK BSプレミアム「BS時代劇」にて、<清原果那>主演として(7話)構成でテレビドラマ化されています。 ...
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投稿日 2021-01-25 21:25
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ファルコン
本書の正式のタイトルは長く『ブラックツイン 組織犯罪対策部特攻班』です。新聞広告で見つけた本書ですので、著者<沢里裕二>の作品としても初めてになりますが、双葉文庫としては本書で8冊目の文庫本でした。 タイトルを見て「組織犯罪対策部特攻班」という部署が気になったのですが、刑事物でありながら、前回(6)...