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投稿日 2015-06-09 15:01
つれづれなるままに
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高橋京太
「メシアの復活」マタイ28章1~10節~マタイ福音書連続講解説教 105~ ホサナキリスト教会・聖書広場からの抜粋です。メッセージ・ノートはこちらから:http://wdx.hosannamin.org/whatsnew/view/8110105イエス様が復活されました。明け方早い時間に地震が起こり、墓石が転がされ、入り口が開きました。天使たちが現れて、ローマの番兵たちはあまりの恐怖に腰を抜かし、死人のようになって硬直したと記録されています。❶ 4福音記事の調和について4つの福音書にある復活物語を比べると、一見して矛盾しているような場面があります。朝早く墓に訪れに行ったのは、マタイ28:1では...
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投稿日 2015-05-25 14:05
つれづれなるままに
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高橋京太
ホサナキリスト教会・聖書広場からの抜粋です。メッセージ・ノートはこちらから:http://wdx.hosannamin.org/whatsnew/view/75766104「メシアの埋葬」マタイ27章57~66節~マタイ福音書連続講解説教 104~ 主イエスは十字架から降ろされ、墓に埋葬されました。これは例外的なピラトが与えた処置であり、恩赦と言われるべきものです。当時、犯罪人が埋葬されることは許されず、死体は野ざらしに放棄され、猛禽の餌食になるほかなかったからです。そこにはイザヤ53:9の預言成就がありました。「彼の墓は悪者とともに設けられ、彼は富むものとともに葬られた」ここで「富むもの」と...
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投稿日 2015-05-23 14:48
つれづれなるままに
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高橋京太
聖書は人の死後の世界について明快に教えています。イエスの十字架と復活を通じて新しい契約の時代が始まりました。それ以前は旧約時代、あるいはモーセ律法の時代と呼ばれます。死後の世界においてもその時代を画して画期的な変貌が遂げられました。それでは今回は、旧約時代の人たちの死後の世界についてこうさつしてみましょう。⑴ 旧約時代の人々(アダムからイエスの昇天まで)① 全ての人はシオールへ行った(OTに64回言及。詩篇89:48) ハデスと同じ意味(詩篇⒗:⒑と使徒⒉:27、31とは同義語) それは、地球の中心部分に位置している 不信者と信者の居住区、二つの区分がある② 信者もまたシオールへ行った(...
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投稿日 2015-05-19 15:12
つれづれなるままに
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高橋京太
人の死後の行き場所について聖書が教えている地名が幾つかあります。その代表がシオールです。これはヘブル語で、新約聖書ではギリシア語のハデスと訳されています。つまりハデスもシオールも同じ意味、同じ場所です。1 その場所は地球の中心にありますA.旧約聖書では「地下の国」 エゼキエル26:20B. 新約聖書では「地の低いところ」 エペソ4:9~102 二つに区分されていますA. 義人の住まい 「アブラハムのふところ」「パラダイス」と呼ばれていますB. 罪びとの住まい ①狭い意味でのハデスで、不信者の場所です。「アバドン」「よみの穴」とも呼ばれます ②アビスがそこにあります~堕天使を一時的に幽閉していま...
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投稿日 2015-05-18 03:17
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高橋京太
「メシアの死」マタイ27章45~56節~マタイ福音書連続講解説教 103~ 主は十字架上で7つの言葉を発しておられます。【1】御父へのとりなしの祈り(赦しのことば)●「父よ。彼らをお赦し下さい。父よ。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカの福音書23:34)。
【2】約束のことば。●「まことに、あなたに告げます。あなたは、きょう、わたしとともにパラダイスにいます。」(ルカの福音書23:43)【3】思いやりのことば。
●「女の方。そこに、あなたの息子がいます。」(ヨハネの福音書19:26)。
●「そこに、あなたの母がいます。」(ヨハネの福音書19:27)。
【4】神に見捨て...
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投稿日 2015-05-12 01:47
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高橋京太
ホサナキリスト教会・聖書広場からの引用です。メッセージ・ノートはこちらから:(掲載までしばらくお待ちください)「十字架刑」マタイ27章27~44節~マタイ福音書連続講解説教 102~ 十字架は、ローマ時代以前から存在していた処刑方法であり、エジプト、フェニキア、アッシリア、ペルシャなどでも採用されていました。最大限の苦痛と恥辱を与える見せしめの極刑として恐れられていたもので、その執行手順をマニュアル化したのがローマ人でした。そのマニュアルに従い、刑場まで犯罪人は十字架の横木を担いで歩かねばなりません。すでに鞭打ちにより多量の出血により体力を消耗していた主イエスにはその力もなく、倒れるほかなかっ...
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投稿日 2015-05-05 14:00
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高橋京太
ホサナキリスト教会・聖書広場からの抜粋です。「ピラトによる政治裁判」マタイ27章11~26節~マタイ福音書連続講解説教 101~❶ピラトによる判決当時のローマ総督ピラトは、イエスが妬みからユダヤ人に訴追されておりローマ法に照らして死刑に当たる罪はないことを知りました。釈放の努力もむなしく、暴動になりそうなのを見てユダヤ人からの「イエスを十字架につけよ」との声に屈することとなったのです。その判決に自らは無罪であるのを演出するためにガバダ・裁判の席に着席(ヨハネ19:13)してからわざわざ手を洗って言いました。「この人の血について、私には責任がない」(マタイ27:24)ユダヤ人たちは「その人の血は...
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投稿日 2015-04-29 12:59
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高橋京太
ホサナキリスト教会・聖書広場からの抜粋です。メッセージ・ノートはこちらから:http://wdx.hosannamin.org/uploads/2015/04/19/マタイ27章1~10%20「イスカリオテのユダ」.pdf「イスカリオテ・ユダの役割」マタイ27章1~10節~マタイ福音書連続講解説教 100~ イスカリオテ・ユダについて考えてみましょう。❶彼は、12使徒の一人でしたイエスの徹夜の祈りの結果、選ばれた12人の一人です。ガリラヤ伝道においては癒しや悪霊追放、宣教を力強く展開し活躍した一人です。ところが、信者ではなかった(ヨハネ13:10~11)。洗礼は受けている、肩書はある、実績もあ...
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投稿日 2015-04-20 15:27
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高橋京太
ホサナキリスト教会日曜礼拝・聖書広場からヨハネ21章1〜14節「さあ来て、朝の 食事をしなさい」 主が復活されて2週後のガリラヤ湖畔での出来事であった。❶対比ペテロら7名の弟子たちが一晩中漁をしてみたものの、「しかし、その夜は何もとれなかった」(3)一方、主が言われる通りに「舟の右側に網を下ろし」再びやってみたところ、「おびただしい魚のために網を引き上げることが出来なかった」という大漁となった。この違いはどこから来たものでしょうか?人の側の努力や真面目さが違うのでしょうか?いや、ペテロらは誠心誠意働いたはずです。一晩中冷たい水や風にも耐えながら重労働に耐えたのでした。それだけに収穫ゼロというの...
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投稿日 2015-04-12 15:34
つれづれなるままに
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高橋京太
「神は真実であり、その方のお召しによって、あなた方は神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。」(Ⅰコリント1章9節)キリスト者の交わりとは何か?「交わり」の原語は「コイノス」であるが、それは共有、共存、共通などの意味がある。キリスト者とはイエスとのコイノスを保っているものであ...